スリランカ農業機械化の実態
平成14年度 農林水産省 機械化農業生産確立海外技術強力推進事業
(社団法人 全国農業改良普及協会委託)
平成14年度 農林水産省 機械化農業生産体系確立海外技術協力促進委託事業(社団法人 全国農業改良普及協会委託) の農業機械分野担当として本会小川一貴専務理事と鞄ソ本適正技術研究所 徳本 靖 氏が平成15年1月19日から28日の10日間スリランカの調査に参画しました。スリランカは、長引いた内乱も終結して、現在和平のための準備が進んでおり、北部・東北部への避難民の帰還が進み、今マハ期作では20%生産が増えたと新聞報道がなされている。小さな島国であり、都市へのアクセスが容易であるため兼業農家が増えてきている。国営のトラクター賃耕サービス(コントラクター業)が小農の営農をサポートしており、民間のコントラクターの育成も進み、機械化営農が進んでいる。圃場準備作業は80%弱がトラクター・パワーティラーによってなされ、畜力・人力耕は中山間地や湿地帯等の限られた地域に残るだけとなっている。 |
スリランカの概要 農業機械の発展過程と現状 機械化農業の生産体制 機械化の動向 機械化営農の実態 |