ホーム >> 農業機械化関連 >> 農業機械化ニュース メニュー >>  2026年5月14日発行 メルマガ5月号
農業機械関連ニュース

2026年5月14日発行

<業界短信-新製品5月>

1.オーレックがFIエンジン搭載の雑草刈機を発売

雑草刈機シリーズ「ブルモアー HRS815A」を発売した。現行「HRS815」のマイナーチェンジモデルで、雑草刈機としては業界で初めてFI(Fuel Injection)エンジンを採用した(同社調べ、2026年3月現在)。今回のHRS815Aは、現場から寄せられた「より確実に始動したい」「長時間でも安定して作業したい」といった声を踏まえ、エンジン性能と走行安定性をさらに磨き上げたモデル。刈幅800mmの作業性能や凹凸地での走行安定性を追求したクローラ、ロータリー正逆切替機構を備えた。FIエンジンの採用により、雑草刈機の使い勝手と作業品質を一段引き上げ、幅広い利用者の作業効率向上に寄与することが期待される。
 主な特徴は、

  1. 燃料を電子制御することで、始動性やメンテナンス性、出力の安定性が向上し、作業現場で求められる扱いやすさと安全性を高めた
  2. FIエンジンはエンジン温度や状態に応じて最適な燃料量を自動調整し、チョーク操作なしで始動できる。寒冷時でもスムーズにかかり、作業の立ち上がりを妨げない
  3. エアクリーナーにはサイクロン式を採用し、大きな粉じんを効率的に除去することでフィルターの目詰まりを抑制。燃費悪化を防ぎ、メンテナンス負担を軽減
  4. 各種センサーがエンジンを常時監視し、コンピュータ制御で燃料噴射を最適化することで出力の安定とエンジン寿命の延長を実現
  5. 走行面では、クローラロックを新たに搭載。背丈の高い草や密集地でロータリー部が浮き上がるのを防ぎ、安定した刈り取りを可能に

-など。

2.オーレックが斜面草刈機シリーズ新モデルを発売

斜面草刈機シリーズ「スパイダーモアー SP753B」を発売した。中山間地の急傾斜での草刈りは姿勢が不安定になりやすく、作業負担や安全確保が課題となっていることから、同社は平地から操作できる自走式のスパイダーモアーシリーズを展開してきたが、利用者の要望を踏まえ、作業効率と操作性を高めた新モデルを投入。同製品を加えてラインアップは4タイプに拡充した。
 主な特徴は、

  1. Willbe社製の2ストロークエンジン(排気量70㏄)を採用し、最高時速2.6kmでパワフルな草刈りを実現
  2. 走行ブレーキの搭載により制動距離が短くなり、方向転換がスムーズになるなど、往復刈りの効率向上にもつながる機能を備える
  3. ハンドルは1,400~2,000mmの5段階で伸縮でき、作業者の体格や斜面の状況に合わせて調整可能
  4. 大径のスパイクタイヤは凹凸を拾いにくく、横滑りを抑えて安定した走行を支える。ミッション側に副変速を備え、前後各4段の幅広い車速に対応する
  5. フリーナイフにより衝撃から本体へのダメージを大きく軽減し、上下2枚のナイフにより刈り草を細かく処理する。また、移動用車輪のアタッチメントを使えば、コンクリート面での移動も容易

-など。

3.アテックスが乗用草刈機をマイナーチェンジ

乗用草刈機「刈馬王」2WDシリーズR9824C・R9820C・R9520C・R8816Cのマイナーチェンジを行った。これまで好評だった、フロントサスペンション、刈刃洗浄機能、エコドライブモードなど従来の装備を継承しつつ、HSTファンカバーの高性能化、カッターカバーを強度アップ。同社では「刈馬王2WDシリーズ」のマイナーチェンジを記念して、6月まで「アテックス草刈機キャンペーン」を実施している。キャンペーンでは、対象の草刈機を購入すると、各種記念品がプレゼントされる。
 主なリニューアルポイントは、

  1. 強度の高いカッターカバー=さらに高強度な素材を採用し、従来比35%の強度アップ
  2. 高性能HSTファンカバー=刈り草の付着を軽減し、HSTオイル温度の上昇を抑制
  3. シートグリップ(アンダー)=斜面作業時等、シートスライドさせた状態で使用。姿勢が安定し、快適に作業が可能
  4. エンジンカバーロック=ワンタッチでロックと解除が可能に
  5. 充電器を装備(USB Type-C)=高速充電(QC3.0等)対応で、機器の充電が可能。ゴムキャップ付き
  6. 丸型グリップ採用=大きく握りやすい形状で、長時間の作業でも快適に操作ができる
  7. アワーメータ標準装備=作業時間の管理ができ、点検・整備時期の目安に
  8. 従来の装備も継承=フロントサスペンション・シートスライド機能・エンジンカバーフルオープン・刈刃洗浄機能・LEDヘッドライト・エコドライブモード

-など。

4.みのる産業が浸漬不要のもち米を発売

浸漬不要のもち米「いきなり!もちつき」を発売した。同品は事前の浸漬処理が不要で、思い立った時にすぐに餅を作ることができる。同社の3合餅つき機「つき姫」のユーザーに向けて開発。同品をつき姫に入れ、「蒸す」「つく」の工程を行うと3合分(450g)の餅がつき上がる。内容量は700g。原材料のもち米は岡山県新庄村産のひめのもちを使っている。
 同社は2015年に小型の餅つき機「つき姫」を発売。「家庭で餅つきが気軽に楽しめる」と好評を博す中、家庭でもち米を使って餅をつく場合、一般的に約4~6時間水に浸しておく必要があり、同社には「浸漬の時間を何とかできないか」という声が多く届けられていた。
 そこで、同社は2025年に浸漬要らずのもち米の開発に着手。群馬県のセイワ食品と共に開発に取り組んできた。開発中には、「もち米が柔らか過ぎてつくことができない」、「もち米が固まり過ぎて手で砕けない」などの課題と向き合い、試行錯誤の末、今年2月に狙い通りのもち米を完成。このほど発売となった。
 同社は、「特に40代以下の世代につきたてのお餅の美味しさを知ってもらい、気軽に餅を食べる文化を創造していきたい。餅はスタミナ食とも呼ばれ、腹持ちの良さもあり、朝食にぴったりと考える。朝起きてすぐに『いきなり!もちつき』で餅をつけるため、これまで以上に朝食で餅を食べていただけるよう期待したい」としている。

5.三陽機器がトラクター用アーム式草刈機を発売

トラクター用アーム式草刈機「ハンマーナイフモア「ZDH-45」を発売した。より多くのトラクターに装着できるようシリーズ展開を図るため、このほどZDH-45を開発。中型トラクターに装着することで、手の届きにくい法面や水路際までアームを伸ばし、一気に刈り払う。しかも同社が従来機で評価を得た油圧モータ直結方式により力強く、かつ安定した刈り取りを実現。単なる省力化にとどまらず、〝草刈り作業そのものを変える1台〟として注目される。
 主な特徴は、

  1. ナイフドラムの駆動方法を変更=ハンマーナイフモア「ZDH-3708」で高い評価を得た油圧モータ直結式を採用。モア部へ油圧モータの動力を直接伝達し、高い刈り取り能力を発揮
  2. 中型トラクターに適用=中型トラクター(50馬力以上)への適用とすることで、広いアームリーチを実現
  3. 日農工標準オートヒッチに対応=日農工標準オートヒッチを使用して簡単に着脱できる
  4. ハンマーナイフ/ハンマーブレード(オプション)=上位機種で使用しているハンマーナイフを採用し、刈り能力に加え耐摩耗性が向上した。オプションでハンマーブレードも選べる
  5. ナイフドラムの耐久性が向上=2条らせん配列の刈刃により草刈り抵抗が低減し、作業効率がアップした。また、ナイフブラケットは鍛造品を採用し、高い耐久性を誇る
  6. 刈り高さを3段階に調節できる=30、43、55mmの3段階に調整できる
  7. 新設計のサブカバー=フロントカバーの上にサブカバーを装備。フロントカバーをガードし、モアの耐久性が向上

-など。

6.サタケが「SAXESシリーズ」を拡充

大規模生産者向けの乾燥機、籾摺機の新ブランド「SAXES」シリーズは高耐久性や専用デザインの採用などで高い評価を得ている。このたび、さらなるラインアップ拡充のため、「SAXES」シリーズ籾摺機で最大の処理能力を誇る8インチ籾摺機「SRZ8000X」と、大容量遠赤外線乾燥機「SAXES-V」をモデルチェンジした「SAXES-VP」を発売した。
 「SRZ8000X」は「GPS8000」の基本構造は継承しつつ、SAXESシリーズとして高耐久性やユーザビリティを高める新機能を搭載。「SAXES-VP」は顧客の要望を反映して細部構造をブラッシュアップ。耐久性を向上させ、ユーザビリティを高めた。
 8インチ籾摺機SRZ8000Xの主な特徴は、

  1. 籾摺りを行うロール部の設計を見直し、選別板数を増やすことで最大処理能力3600kg/hと、従来機(GPS8000CK)と比較して約9%の処理能力向上を実現
  2. エアブローによる残留清掃機能を標準搭載。籾摺り運転終了後に自動で機内清掃を行い、残留を低減
  3. 機体の運転状況により、本機正面のLED表示色が変化する。離れた場所からでも機体の運転状況を直感的に確認できる

-など。

大容量遠赤外線乾燥機SAXES-VPの主な特徴は、

  1. 乾燥機上部の粗選機を改良し、従来機(SDR-Vシリーズ)の約1.5倍の集塵能力を実現した
  2. 「まぜあわせ運転機能」を搭載。原料水分のバラツキに応じて乾燥初期の1時間にタンク内の層を崩す「まぜあわせ運転機能」を搭載し、複数の圃場による水分のバラツキを抑制
  3. メンテナンスモードを追加。消耗部品の交換記録ができ、適切なタイミングでのメンテナンスを支援。試運転をステップごとにイメージ映像で表示し、繁忙期前の動作確認が容易に

-など。

7.全国農業協同組合連合会がZ-GISでリモセンサービス試行開始

JA全農営農管理システムZ-GISにて、ユーザーから要望の多かった衛星リモートセンシングサービスの提供を試験的に開始した。同サービスにより、圃場ごとの作物の生育状況を把握し、作業や収穫などの計画立案と実施につなげることが可能になるほか、肥料や農薬の散布を効率的に行う可変散布マップの作成機能も実装する。試用期間は令和9年3月まで。Z-GISは全農が提供するクラウド型営農管理システムで、電子地図上に圃場の形状(ポリゴン)とエクセルで管理する作付け・作業履歴などの情報を紐づけ、一元管理できるツール。共同防除、土壌診断、作付け管理、営農巡回、事業継承、農地集約、地域計画など幅広い用途で活用され、作業効率の向上を実現してきた。
 新サービスの主な特徴は、

  1. NDVIなどの指標を用いて作物の生育状況や生育ムラを面的かつ時系列で可視化可能。これにより、圃場内の作物の生育状況を広域かつ定量的に把握でき、作業計画の立案や営農指導へ活用できる
  2. 注意が必要な圃場の事前抽出や巡回の重点化が図られ、限られた人員でも効率的かつ高精度な営農指導ができる
  3. Z-GISが保有するGISと地番情報、衛星リモートセンシングデータを統合することで、圃場単位での生育分析や比較、データの蓄積・活用が可能になり、営農判断の高度化につながる

-など。

8.クボタがトラクター、コンバインで夏秋新製品を発表

2026夏秋新製品として、トラクター「JBシリーズ」5型式、同じく「NBシリーズ」5型式、自脱形コンバイン「KCシリーズ〈6条刈〉」2型式を発表した。発売はトラクターが2026年7月、コンバインが2027年1月。
 トラクターJBシリーズ/NBシリーズはシートベルトの装着忘れを防ぐ〝シートベルトリマインダ〟をはじめとした様々な安全装置を採用し、農研機構の安全性検査(2027年基準)に対応。使いやすく進化した。また、直進アシスト機能を装備したNB-GS仕様では、一定距離を直進すると自動で基準線を作成してGS走行を開始する〝らく直アシスト〟をはじめとした、上位機種のGS仕様に搭載されている機能を採用。野菜作農家の軽労化、作業能率アップに貢献する。
 主な特徴は、

  1. 作業者の安全に配慮した装備を採用。シートベルトの装着忘れを防ぐシートベルトリマインダや、作業中に離席を検知するとエンジンを停止するPTOインターロック等、作業者の安全に配慮した装備を採用し、農研機構の安全性検査(2027年基準)に対応
  2. NB225とNB245を馬力アップによる余裕のある作業。様々なインプルメントを用いた作業が余裕をもって行える
  3. NB-GS仕様の直進アシスト(GS)機能に対して上位機種のGS仕様に搭載されている機能を採用

-など。

<業界短信5月>

1.ヤンマーホールディングスが中期計画「MTP2030」策定

ヤンマーグループの理念を再構築し、「Purpose:私たちの存在意義」、「Vision:目指す姿、「Mission:取り組むこと」を新たに定義するとともに、その実現に向け、2030年度までの新たな中期経営計画「MTP2030」を策定、発表した。財務目標として2030年度売上高1兆5000億円、売上高経常利益率(ROS)8%以上の達成を目標としている。
 気候変動や新興国での人口増加、先進国での労働力不足、食料・エネルギー問題など地球規模の課題が拡大する中、これらを価値提供の機会と捉え、機動力と即応力をもって安定的な企業活動を続け社会へ貢献していくことが必要であるとしたうえで、ヤンマーグループは、新たな理念のもと、最大の豊かさを最少の資源で実現するソリューションカンパニーとして、既存事業の成長に加え、新たな顧客価値につながる新規事業の創出、技術開発に取り組み、強固な経営基盤を構築し、人と自然への貢献を目指す、としている。
 これまでブランドステートメントとして掲げてきた「A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」をヤンマーグループの存在意義(Purpose)と位置づけ、また、「Purpose」を達成していくための考え方として「Vision」と「Mission」を新たに設定することで、より具体的に「新しい豊かさ」を実現していくための道筋を定めた。
・Vision=目指す姿「人と自然が共に栄えるワクワクする未来を育て、共感の輪を広げている ・Misson=テクノロジーを生かしたソリューションを社会と顧客に届け、最大の豊かさを最少の資源で実現する
 また、「MTP2030」では、2026年度から2030年度までの理念実践に向け、6つの戦略的優先事項を設定した。

2.松山が新執行体制を決定

このほど開催された取締役において役員が選任され、就任した。
 新体制は、代表取締役社長に松山信久氏、常務取締役に村山生夫氏。取締役に太田誠氏(海外部長)、徳武雅彦氏(品質担当、資材担当、製造部長)、田中計宏氏(資材部長)、上野功氏(商品企画担当、海外担当、営業部長)、池田俊朗氏(開発部長)。取締役(非常勤)に大池賢治氏(相談役)。
 執行役員に清水信男氏(総務部長)、遠山信一氏(品質管理担当)、市川武史氏(経理担当)(新任)。監査役(非常勤)に宮崎寛氏、山下祐二氏。

3.サタケがものづくり日本大賞中国経済産業局長賞を受賞

「第10回ものづくり日本大賞」製品・技術開発部門の「中国経済産業局長賞」を受賞した。同社が開発した光選別機「Beltuza Spectra(ベルトゥーザスペクトラ)」が人の手による選別と比べ、選別精度を飛躍的に高め、食品選別の自動化に貢献したことが表彰された。同光選別機は穀物やナッツ類などの原料の中から着色物・異物などの不良品を圧縮空気で除去する装置。外観、成分、密度を検査する3種類のカメラと、AIによる画像処理を組み合わせることで、複数の項目を1台で高精度に選別できる。
 受賞メンバーを代表して技術本部ベルト選別チームの立石芳和リーダーは「中国経済産業局長賞を賜り、誠に光栄に存じます。『常に一歩先の技術を求めて』を胸に、今回の栄誉を励みに、今後一層の技術イノベーションの創出に取り組み、食の安全・安心に貢献してまいります」とコメントしている。

4.サタケが安芸津エリアで初めてコイン精米機新設

グループ会社のサタケ・ビジネス・サポートが東広島市内において、新たに2台のコイン精米機「クリーン精米屋」を設置した。うち1台は安芸津エリア初の据え付けとなる。今回、安芸津町に新規出店した「安芸津アグリセンター店」に加え、利用が多い高屋エリアでは「となりの農家高屋店」に2号機を増設。これにより、地域の利便性向上および繁忙期の混雑緩和を図る。
 今回設置した店舗は、これまでの設置機と同様、料金投入後に原料投入口が開く「自動開閉シャッター」や、前の利用者のお米が混ざらない「残留米排出機構」を搭載している。精米モードは、こだわりの「クリーン白米」のほか「上白」「標準」、健康志向に適した「ぶづき米(1~9ぶの任意)」から選択可能。同社では、今後も地域のニーズに合わせた設置を進めていく考え。

5.井関農機のアイガモロボがみどり税制対象に

取り扱い製品である「アイガモロボ(IGAM2)」が、化学農薬の使用量低減に寄与する機械として、みどり投資促進税制の対象機械に認定されたと発表した。4台以上の複数台のセット型式において認定を受けた。
 同社は、2022年に「可変施肥田植機」、2025年4月に「乗用管理機と高精度畑用中耕防草機」、2025年10月には「直進アシスト機能搭載トラクターと高精度ソワーグランディ(㈱タイショー)」が同制度の対象機械として認定を受けている。対象機械を導入する農業生産者は、取得価格の32%について特別償却の適用が可能となる税制優遇を受けることができる。
 同社は、「井関グループは、引き続き、環境保全型農業の普及拡大に向けたソリューションの提供を通じて、持続可能な農業の実現に貢献していく」としている。

6.オーレックが草刈り応援キャンペーン展開

9月29日まで、俳優の草刈民代氏を起用した新CMの放映に合わせ、「草刈民代さんCM記念たのしい草刈り応援キャンペーン」を実施している。同社公式LINEの友だち登録や、同社製品購入者を対象に、電子マネーや草刈り作業を快適にするグッズが当たる企画を用意した。
 公式LINEの友だち登録者には、アンケートに回答するとその場で抽選結果が分かる仕組みで、電子マネー「えらべるPay」500ポイントが1000人に当たる。製品購入者向けには、草刈り作業の負担を軽減する「たのしい草刈り応援グッズ」をプレゼントする。内容は、テントやテーブルなどをセットにした「たのしい休憩セット」(30人)、空調服(60人)、ジェットキャップ(600人)で、同社製品の全機種が対象となる。
 同社は今回の取り組みを通じて草刈機や草刈り作業の価値を広く伝え、「草刈りは大変」という従来の印象を変えるきっかけにしたいとしており、「草刈りって意外と楽しい」という気持ちを多くの人に感じてもらうことを目指している。

7.クボタが本社を大阪・北区大深町へ移転

本社を大阪府大阪市北区大深町5-54のグラングリーン大阪南館パークタワーに移転し、5月7日より業務を開始する。同社は、「これを機に、立地を生かしたイノベーションの加速と、新しいワークスタイルによる社内シナジーを発揮し、持続的な成長と企業価値の向上につなげていく」としている。
 新住所は大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪南館パークタワー15~19階。業務開始日は2026年5月7日、本社移転登記日は2026年5月1日。電話番号・FAX番号は変更なし。

8.ヤンマーエネルギーシステムが
 北九州市に非常用発電システムの新工場

データセンターにおける非常用発電システムの旺盛な需要に対応するため、福岡県北九州市に新工場の建設を開始する。同工場は、製造子会社であるヤンマーエネルギーシステム製造の中核拠点として2028年内に操業を開始する計画。工場用地取得に当たり、同社は7日に北九州市と立地協定を締結した。
 今後急速に拡大するデータセンター向けのBCP需要に応えるため、2025年10月に大容量非常用発電システム「GY175シリーズ」を発表した。既存の2,000kVAクラス対応機種に加え、2026年度以降に3,000kVAクラス、2028年度以降に4,000kVAクラスへと展開する。今後は北九州新工場を主軸に、AIをはじめとしたDX推進に不可欠なデータセンターに加え、工場やビル、病院などの大規模施設のBCP需要に対応できるラインアップ強化と供給体制の整備を進める。
 将来的には非常用発電システムに加え、カーボンニュートラルに貢献するエネルギーシステム機器の生産も視野に入れた、エネルギーシステム製造における中核拠点として本格稼働を目指す。

9.ヤンマーホールディングスが豊能町と包括的連携協定

同社およびヤンマーシンビオシスは大阪府豊能町と地域の課題解決に向けた包括的連携協定を締結した。この協定は、ヤンマーグループと豊能町が様々な分野において連携し、それぞれが持つ人的資源や物的資源を有効に活用することで、地域の一層の活性化と住民サービスの向上を図ることなどを目的としている。今後は同協定に基づき、農業、次世代育成、地域活性などの分野で豊能町と連携・協力し、地域課題の解決に取り組んでいく、としている。
 連携を検討する主な取り組みは、観光・農業振興に関すること、教育・文化振興に関すること、地域活性化に関すること、人材育成に関すること-など。

10.文科省・科学技術分野の大臣表彰で業界から受賞多数

文部科学省は令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者を決定のうえ発表した。同表彰は毎年、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を顕彰するもの。科学技術賞(開発部門、研究部門、科学技術振興部門、技術部門、理解増進部門)、若手科学者賞、創意工夫功労者賞、研究支援賞の各賞を授与している。
 令和8年度における各賞受賞者のうち、業界関連からは、

<科学技術賞(技術部門)>

  • プラスチックの材質判定装置の開発=大森健司氏(山本製作所環境機器事業部技術グループ技術研究員)

<創意工夫功労者賞>

  • オイル自動定量供給装置の考案=後藤教庄氏(ササキコーポレーション本社工場)
  • 精米機における糠切れ向上とメンテナンス性の改善=大泉隆弘氏、堤建介氏(山本製作所東根事業所)
  • 鉄管内面検査装置の考案=鈴木高志氏(クボタ京葉工場)
  • エンジン鋳物処理工程の自動化と品質安定化の考案=冨田将司氏(クボタ恩加島事業センター)
  • 可変ピッチ生産方式の考案=鳴戸勝敏氏(クボタ堺製造所)

-などが選出された。

11.オーレックが草の日フォトコンテスト作品募集中

「農」の魅力や価値をより多くの人に伝えたいとの思いから、今年も「草の日フォトコンテスト」を開催している。テーマは昨年に続き「農っていいね」。応募期間は6月28日までで、誰でも参加できる。受賞作品は9月3日に特設サイトで発表される予定。
 同コンテストは、同社が制定した記念日「草の日(=9月3日)」に合わせて2018年から毎年実施している。これまで全国から多彩な作品が寄せられ、受賞作は卓上カレンダーやオンライン会議用背景、製品カタログの表紙などにも活用されてきた。就農人口の減少で農業や自然に触れる機会が減る中、日本各地に残る農の風景が持つ温かさや豊かさを写真を通して広く伝えることを目指す。
 応募はインスタグラムとWebの2通りで最優秀賞(1名)に賞金5万円、優秀賞(4名)に賞金3万円、佳作(10名)にQUOカード1000円分、OREC賞(5名)にオーレックグッズ一式が贈られる。