令和2年3月10日発行
<業界短信-新製品3月>
1.丸山製作所が新型ステレオスプレーヤを発売
新型ステレオスプレーヤ2機種(SSA-Z550、同-E602DX)を3月より新発売。
SSA-Z550の主な特徴は、
- 24.7PSエンジンを搭載して風量アップ
- 簡単操作のHST搭載によりクラッチレスで操作が容易
- 倍速旋回のため小回りがスムーズ
- 全油圧パワーステアリングで長時間の作業の疲労を軽減
-など。
同-E602DXの主な特徴は、
- 軽量・パワフルな34.3PSガソリンエンジンを搭載し、リンゴ、ホップ、柿、桃、栗などの立木栽培から棚作まで、低振動、静音、クリーンに幅広く防除作業をこなす
- フル電子制御のため、送風機やポンプを回しても回転数は落ちずに作業
- 座席は車体中央に配置、フロントパネルを低くして前方・側方視界を確保
- クラッチレスのためオペレータの姿勢が安定し、傾斜地作業でも踏ん張りがきいてラクに作業
-など。
2.三陽機器が新型トラクターアーム式草刈機を発表
トラクター用アーム式草刈機のハンマーナイフモア「ZH-341(DX)」および「同-451(DX)」を発売することを明らかにした。従来機をモデルチェンジ、電磁比例バルブを採用してアームの微調整を可能とし、モアの位置合わせを一段と楽にしているほか、モア部は新たな設計により軽量化と刈り草の排出性を向上、作業効率をさらに上げた製品に仕上げている。ZH-451の場合は、刈り幅を900mmから1000mmにアップ、同-341ではモア油圧馬力を16%アップしパワフルでストレスの少ない作業を実現。また、ドラムカバーの形状を改良、草の排出性能をアップした。
主な特徴は、
- ローラ軸に直接草が当たらない構造にしてローラ軸への草の巻き付きを少なくし、スクレーパ採用でローラへの刈り草、泥の付着を軽減
- ホース配管をアーム内部を通すことで見た目をすっきりし障害物にホースが接触する危険性を軽減
- 第1シリンダにシングルパイロットチェック弁を採用したことで作業中のアーム高さを保持しつつ地面からの突き上げを回避、機体を保護する
- 第2シリンダにチェック弁を採用、格納時のアームの開きを防ぎ、長時間トラクターから離脱した状態でも同じ姿勢をキープする
-など。
https://www.sanyokiki.co.jp/product-guidance/kusakari-top-line-up/hammer-knifemore-zh341
3.本田技研工業がこまめ40周年記念モデルを発売
小型耕うん機「こまめ」の発売40周年を記念した「こまめ40周年アニバーサリーモデル」“こまめF220K1”を全国のHondaパワープロダクツ取扱店及び取り扱いホームセンターにて販売を開始した。価格は据え置きとしながら、トップカバーとフェンダー部に40周年の記念ステッカーを配し、アニバーサリーイヤーを記念してお届けするゴールドを基調とした限定デザイン。抵抗棒を外して装着する移動時に便利な車輪を付属など、お買い得感のある記念モデルとなっている。
同社が1980年に販売を開始した「こまめ」は、エンジンから耕うん爪までをタテ型に配置したバランスの良いバーチカル機構を採用し、小型でありながら高い作業性を発揮する車軸ローター式の耕うん機。こまめの初代F200の発売当初は、その扱いやすさから中山間地を中心に農家の野菜栽培や自家菜園用の管理機として高い支持を得て、手軽に扱える車軸ローター式耕うん機の市場を創造、現在も高い支持を得ている。
4.サタケがSAXESシリーズで初の光選別機を発売
大規模生産者向けの高耐久・高性能、プロ仕様のSAXESシリーズに初の光選別機ラインアップとなる「SAXES Knight」(サクセス・ナイト、型式名=SGS-2300K)を開発、3月より新発売した。独自開発の超高速応答ピエゾバルブを搭載し選別精度、処理能力を飛躍的に高めた大規模生産者向け最新鋭機で斬新なデザインも特徴だ。最大処理量(玄米)は毎時2.3t。販売計画は年間1000台(限定生産)。なお、購入ユーザーに対し2年間(年1回)の無料点検サービスを実施する。
農家用小型光選別機「ピカ選」をベースに、
- 超高速応答のピエゾバルブの搭載
- 選別精度の向上
- 処理能力の向上
- 消耗部品に高グレード品の採用
- 専用デザインおよび運転状況を色で表示するカラーLEDの採用
- 利便性の向上
- 残留除去機構の搭載
- メンテナンス性の向上
-などの数々の新機能を盛り込んだ。最大処理量は玄米2.3t/時、白米2.4t/時(5インチ籾摺機対応)。
https://satake-japan.co.jp/news/new-release/saxes-knight.html
<業界短信3月>
1.三菱マヒンドラ農機がディーラーミーティング
横浜市内のホテルで「三菱マヒンドラ農機ディーラーミーティング2020」を開催した。これには優秀販売店、セールスマン・サービスマンの代表、来賓など300名が参加した。今年は同社が発足して5年目の節目と新執行体制として初の開催となり、キーワードに「反転攻勢」を掲げ、「One Team、One Goal」で反転攻勢に打って出ることを誓い合った。田中社長は、これまで取り組んできた「知名度向上」が着実に進んでいるとしたうえで、販売力強化のために「お客様が製品を目にする、手にする、乗っていただく機会を大幅に増やす」方針を明らかにし、「反転攻勢」の狼煙をあげると力強く宣言した。表彰では、宮本義男氏(宮本農機、長野県)が33年連続ダイヤモンドセールス賞受賞の偉業を達成した。
会議では冒頭、書道家の矢部澄翔さんが、黒地に金文字で今回のキーワードである「反転攻勢」の「攻勢」の二文字を躍動感あふれる筆致で書き上げるパフォーマンスで幕開け。次いで田中社長が開会挨拶に立ち、国内事業は最も重要な事業であり、今後も商品力アップや様々な販売施策により事業を発展させ続けていくとし、今年のキーワードは「反転攻勢」と紹介した。三菱農機全国販売店会の高木章二会長は挨拶にて、業界の転換期を迎えた今こそ、販売店の経営や卸業務に精通した人材による総合的な「グループ販売店戦略チーム」が必要と訴えるとともに、今年こそは「低価格新商品」「他社に先駆けた技術の提案」「実効性の高い拡販策」について、「本気のトライをしていただきたい」と要望した。
2.スズテックが豆苗栽培の新ハウスを披露
本社において記者会見を行い、かねてより本社・工場敷地内に建設を進めていた“豆苗”(エンドウ豆の若芽)の「第3栽培室」が完成したことに伴い、その概要説明と披露を行った。同栽培室は、ハウス総面積が1000m2、完全無農薬の水耕栽培方式により、年間約40tの豆苗が収穫できる。これまでの、第1、第2栽培室と合わせ、中期目標を年間収穫量120t、売上金額1億円に向け事業展開を進めていく。同社では、平成3年に水稲育苗用播種機関連技術を応用し、豆苗栽培事業を開始。健康野菜としての高まりから、スズテック豆苗ブランドの消費量が年々拡大している。
同社の豆苗の特徴は、
- 無肥料・無農薬で一切土を使わず、水のみで栽培しているため安心・安全
- 時間をかけて栽培し、葉っぱがしっかり開いた状態で収穫するため、非常に軟らかく、上品な甘みと香りがある栄養価が高い野菜
- カット野菜のため、廃棄する部分がなく調理の手間がかからない
- ハウス栽培のため、天候などに左右されにくく、計画的に栽培・収穫が可能で、年間を通じて安定供給できる
-など。近年の健康志向の高まりやインバンド需要を受け、今後の販売伸長を期待している。
3.ヤンマー学生懸賞論文・作文入選発表会を開催
30回目を迎えたヤンマー学生懸賞論文・作文募集事業の入選発表会が大阪工業大学梅田キャンパスの常翔ホールで行われた。「“農業を食農産業”に発展させる」をテーマとし、論文48編、作文522編が寄せられ、論文の部では松村妙子さん(金沢大学人間社会学域経済学類2年)、作文の部では石山翔平さん(鹿児島県立農業大学校畜産学部畜産研究科1年)がそれぞれ頂点に立った。
開会挨拶に立ったヤンマーホールディングスの鈴木岳人代表取締役は、「学生懸賞論文・作文募集事業は農業をめぐる変化を受け、若者たちが農業と農村の未来に関心を持ち、おおいに議論してもらいたいと考え、この事業を始めた。農業経済はもとより医療、福祉、教育など議論のすそ野が広がったと感じている。入賞者の皆様が、これを契機として、新たな挑戦をし、成長・発展することを期待し、また皆様の提言がアイデアに終わることなく、実現にむけて応援したい」と話した。
4.日本農業機械工業会が2019年農機輸出入実績まとめ
2019年1~12月の農業機械輸出入実績によると、昨年の輸出金額は2388億5767万円、前年比98.6%、輸入金額は753億7339万円、同107.6%となった。機種別にみると、トラクターは全体で輸出が1670億3565万円、同102.8%、輸入は219億8621万円、同115.1%と、トラクターは輸出入ともに前年を上回る推移となった。台数ベースの輸出は9万9052台、前年比97.6%と減少した。コンバインの輸出はは金額ベースで100.6%と横ばい、台数は3036台、99.4%と微減だった。
昨年のトラクターの海外市場について日農工では「北米向けは、前年に引き続き、戸建て住宅における芝草管理を目的とした、50馬力以下の中・小型トラクターが堅調に推移している。欧州向けは、第5次排出ガス規制前の駆け込み需要の反動減や、天候不順の影響により、前年を大きく下回っている。アジア向けは、新機種投入による需要増や、天候不順による需要減など、地域毎のバラツキはあるが、前年並みで推移している」とみている。
5.井関農機が2019年12月期連結業績を発表
2019年12月期の決算(連結)を発表した。売上高は1498億9900万円(前期比3.9%減)、営業利益は27億4500万円(同13.6%減)、経常利益は11億800万円(同57.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億2300万円(同33.7%減)となった。2020年12月期の連結業績予想は売上高1560億円(同4.1%増)、営業利益36億円(同31.1%増)、経常利益28億円(同152.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億円(同135.1%増)としている。
売上高のうち国内は、補修用部品や・修理収入が堅調に推移したものの、前期比4.1%減の1177億1700万円となった。海外については、北米は新商品の小型トラクターが好調に推移したことなどで増加した一方、欧州は景観整備製品などが堅調だったが為替円高の影響で円貨ベースでは減少。中国は現地在庫調整による田植機半製品の出荷減少、アセアンではタイ向けトラクターの出荷やインドネシア政府入札の減少などから、売上高は321億8100万円(前期比2.9%減)となった。
6.やまびこが新中期計画、決算を発表
2019年12月の連結業績(2019年1月1日~2019年12月31日)と、新中期計画策定に関する発表を行った。連結経営成績は売上高1209億2200万円(対前期増減率2.4%増)、営業利益62億300万円(同1.4%減)、経常利益59億1700万円(同0.7%減)となった。
新中期経営計画策定に関しては、2020年12月期を初年度とした3カ年(2020年1月1日~2022年12月31日)において、中期経営計画2019年で掲げた基本方針(ビジョン=誰からも信頼される会社であり続ける→やまびこサスティナビリティ・魅力ある会社になるために常に変革する→やまびこイノベーション&ダイバーシティ)を継続して取り組み、新たな価値創造に挑戦し、同社グループが中長期的に各事業において確固たる位置付けを確立する。また、新たな価値創造に挑戦し、さらなる経営基盤の強化・企業価値の向上を図るとしている。農業用管理機械は、開発・販売・生産が連携してコスト削減による収益化を実現させるとともに、省力化・効率化に寄与する製品の拡販に加え、自動化や無人化など進化する農業機械へのサービス力向上を図りスマート農業への対応を促進する。2022年12月期、売上高1340億円、営業利益80億円を目標に掲げた。
7.ササキコーポレーションが超耕速3機の体感会
「超耕速シリーズの代かき機・マックスハローACE、アクティブロータリー、あぜぬり機・カドヌールACE」の体感会を兵庫県加西市にある玉野町営農組合の圃場で実施した。同シリーズは、作業時間の短縮によりコスト低減を実現する機械化体系として全国に普及が図られているもので、“水田3強 超高速シリーズ”の機能、スピードを実際に味わいたいと、同市内の農家や営農組合関係者約20人が参加、熱心にスケジュールをこなした。
体感会は、最初にカドヌールACE KA530DXを装着したクボタSL41(同組合所有)による畦塗り作業からスタート。参加者の1人がトラクターに乗り込み、時速1.8kmで美しい畦を形成してみせた。続けて、マックスハローACE MAX441HAを付けたヤンマーYT490に参加者が乗り込み作業を開始。4400mmの作業幅で行きは時速3km、戻りは時速2.8kmで代かき作業を進めた。スピーディーな印象をみせつけ、体感を希望する参加者が数多くみられた。そして最後にはアクティブロータリーACE 221Rを装着したクボタSMZ875により耕うん作業が行われた。
8.クボタが2019年12月期連結業績を発表
本社で記者会見し2019年12月期連結業績(国際基準)を発表した。それによると、売上高は1兆9200億円(前期比103.8%)、営業利益2017億円(同106.5%)、税引前利益2090億円(同106.0%)、当期利益1591億円(同106.0%)、親会社の所有者に帰属する当期利益1491億円(同107.6%)となり、売上高、利益とも過去最高を更新した。2020年12月期連結業績予想は売上高1兆9500億円、営業利益2000億円、税引前利益2070億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1480億円とした。なお、新型肺炎の感染拡大による業績への影響については「想定が困難なため本業績予想には反映していない」としている。
渡邉大取締役専務執行役員機械事業本部長は、当期業績を次のように説明した。
売上高は、前期比697億円(3.8%)増加して1兆9200億円となった。国内売上高は環境関連製品の大幅増やダクタイル鉄管の伸長などにより増加した。農業機械やエンジンなどが堅調に推移したため、前期比480億円(8.3%)増の6254億円となった。海外売上高は、米国での緩やかな景気拡大を背景にトラクターや建設機械が伸長したため、前期比217億円(1.7%)増の1兆2947億円となった。海外売上高比率は前期比1.4ポイント低下して67.4%となった。
https://www.kubota.co.jp/ir/financial/briefnote/pdf/130q4.pdf
9.丸山製作所が第1四半期決算を発表
2020年9月期の第1四半期決算(連結)を公表した。売上高は52億5400万円(前年同期比4.0%減)、営業損失4億2600万円、経常損失4億200万円となった。
国内においては、ホームセンター流通は刈払機を中心に増加したものの、アグリ流通では高性能防除機の減少などもあり、国内売上高は38億6100万円(前年同期比3.2%減)となった。また、海外においては、刈払機や北米向けの工業用ポンプの減少などにより、海外売上高は13億9300万円(前年同期比6.4%減)となった。農林業機械においては、国内で刈払機の増加はあったものの高性能防除機が減少、海外においては刈払機が減少したことなどにより、国内外の売上高合計は34億9700万円(同5.5%減)となった。
2020年9月期(2019年10月1日~2020年9月30日)の連結業績予想は、売上高370億円、営業利益7億円、経常利益6億円で、直近に公表した業績予想からの修正はない。
http://www.maruyama.co.jp/assets/pdf/library/brief/20200210.pdf#view=FitV
10.山本製作所が新型乾燥機の初出荷式
東根事業所の玄関前において、新機能おまかせ機能を搭載した新型乾燥機“ウインディビルド”「VMRシリーズ」(19~34石・最大処理能力・籾1900~3400kg)の初出荷セレモニーを行った。
初出荷式は、関東地方へ向かう“ウインディビルド”を乗せたトラックの前で、まず、鈴木淳取締役執行役員・農機事業部事業部長が「ウインディビルドシリーズは進化を続けており、おまかせ乾燥によって、より水分ムラの少ない乾燥を行うことができる。ユーザーの皆様、販売に携わっていただくJA・販売店様に満足していただける乾燥機である」と挨拶。また、当日、乾燥機を輸送するドライバーに対して、安全を祈願した。その後、ドライバーに製造部組立グループの菅野祟さんから型式マークを、また、同グループの深瀬恵子さんから山形名産品の啓翁桜が手渡され、社員一同で出発を見送った。
新型乾燥機“ウインディビルド”「VMRシリーズ」は新機能のおまかせ乾燥や使いやすさを追求した操作盤などの優れた特徴が好評を博し、発売当初から受注が多く寄せられている。
https://www.yamamoto-ss.co.jp/sp_windy/product/index_windy_build.html
11.本田技研工業が体制変更と関連人事
4月からの役員体制及び事業運営体制の変更と関連人事を発表した。役員体制の変更については、環境変化に柔軟かつスピーディーに対応するために、「執行職」制度を導入する。役員体制を見直し、現在の執行役員及び管理職層の最上位級を一つにまとめ「執行職」とする。
事業運営体制については、本田技術研究所設立時の趣旨である「未知の世界の開拓を通じた新価値創造」をさらに強化する体制に変更し、新たなモビリティやロボティクス、エネルギーなど、新価値商品・技術の研究開発に集中する。それに伴い、先進パワーユニット・エネルギー研究所を新設し、二輪・四輪・パワープロダクツ・ジェットのパワーユニット・エネルギー技術の研究開発機能を統合する。これにより、Hondaの競争力の源泉であるパワーユニット領域において、幅広い商品・技術を持つHondaの強みを最大限に発揮し、将来に向けた商品価値の向上を目指す。また、デザインセンターを新設し、二輪・四輪・ライフクリエーションのデザイン機能を統合し、商品の枠を超えた一貫したブランド強化を図る。また、執行職ライフクリエーション事業本部長には加藤稔氏が就任する。
12.鋤柄農機でトップ人事、社長に鋤柄忠良氏
トップ人事があり、新しい代表取締役社長には前副社長の鋤柄忠良氏が昇格した。前社長の鋤柄國佐氏は、代表取締役会長に就いた。新社長の鋤柄忠良氏は、立命館大学理工学部卒業後、昭和56年鋤柄農機に入社。以降、社長室長、副社長を歴任し、このほど社長に就任した。昭和31年(1956年)11月17日生まれの63歳。
13.日本農業機械工業会が2019年動態統計まとめ
2019年1~12月の生産動態統計による農業機械の生産出荷実績をまとめた。それによると、昨年の出荷金額は4453億6400万円で、前年比104%と増加した。機種別台数ベースでは30PS以上トラクター、田植機、コンバインがいずれも前年増となり好調だった。
出荷台数ベースでみると、装輪式トラクターは全体で14万4576台、前年比99.8%と微減。クラス別では20PS未満は8695台、同68.1%、20~30PSは4万7329台、同98.2%、30PS以上は8万8552台、同105.6%と30PS以上が増加した。田植機は2万2802台、同102.5%と伸びた。コンバインは1万6076台、同102.5%と堅調に推移した。
生産金額は全体で4530億2600万円、同107.4%と好調だった。こちらもは30PS以上トラクター、田植機、コンバインがいずれも前年増となった。