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農業機械関連ニュース

平成22年8月10日発行

  1. IHIスターが細断型ベーララッパをモデルチェンジ
  2. クボタが新製品10機種29型式を発表
  3. ササキコーポレーションの新社長に佐々木一仁氏
  4. ササキコーポレーションが無線制御の「マックスハロー」と畦塗機発表
  5. 有光工業が大阪府吹田市の商店街にドライ型ミスト(細霧冷房)装置を納入
  6. カルコン搭載の畦塗機「ガイア」を新発売
  7. サタケが計量機「ネオライスパッカー」を発売
  8. サタケと山本製作所が「にこニコキャンペーン」の第2回抽選会
  9. クボタが環境美化活動「クボタeデー」
  10. 井関農機が中国・東風汽車グループと提携
  11. 三菱農機が乗用田植機5型式とゴムクローラトラクターなど発表
  12. 井関農機が85周年キャンペーンの第2弾
  13. 中国で耕うん機生産など、ホンダの次の10年の方向を発表

1.IHIスターが細断型ベーララッパをモデルチェンジ

型式はTSW2020。ホッパ部からのかき込みオーガ、上ビータの形状などに改良を加え、定評あるダブルコンベア(戻しコンベア+回収コンベア)は、より一段とこぼれを少なくした。また、成形室のベルトのテンションを自動化し、成形ベルトの耐久性を向上させている。
主な特徴は、

  1. 戻しコンベアに加えて、機体腹部に回収コンベアを装備し、細断されたデントコーン、ソルガム、牧草を、形良く高密度に梱包・ラッピングする。
  2. 全国各地で急増中のTMRセンターで調製したTMRの梱包・ラッピングも可能。
  3. 大容量オイルタンクを採用し、ヘビーユーザーの場合オイルの量を増やすなど、外気温や使用頻度によってオイルの量をユーザーが変えることができる。
  4. ラジコン操作で定置作業の全自動無人化に対応。
―など。

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2.クボタが新製品10機種29型式を発表

トラクターは省エネ、環境負荷低減のニーズに応えた中核層向けの「キングウェルアールシリーズ」と、大規模担い手農家向けの「ニュースーパーシナジーシリーズ」。
共通の特徴として

  1. 省エネ運転サポート機能を新採用=キングウェルアールシリーズは、エンジン出力の余裕度と燃料消費状況をメーターパネルに表示し、より省エネ運転できることを知らせる「eガイド機能」を採用。エンジン出力に余裕があるときに「eガイドランプ」が点灯し、より省エネ運転できることを知らせると共に、燃料1L当たりの作業可能距離を燃費グラフ(eマーク)と数値で表示。ニュースーパーシナジーシリーズは、瞬間燃費、平均燃費、燃料総消費量を表示できる「燃費計」を採用。狙ったエンジン回転数にスイッチ1つでセットできる「エンジン回転メモリ」を採用。旋回時、作業機を上昇させるとエンジン回転が自動で下がり、作業機を下降させると元の回転数に戻る「eアシスト旋回」を採用。エンジン回転の上限を簡単に設定できる「エンジン回転上限設定ダイヤル」も採用。
  2. 乗り心地が大きく進化した第2世代パワクロ=クローラ各部の金属の接触を抑えた駆動構造、上下振動を低減する新ラグパターン、クローラのスプロケット穴を廃止しフレームへの泥浸入を抑制する構造にした。
―など。
 また、標準機よりも5万円(消費税別)買い求めやすい価格設定の120周年記念特別仕様車を用意した。
 田植機は旋回時の6つの手動操作を自動で行える“スーパーゆう優ターン”を追加装備した8条植えの「ウエルスターロイヤルビッププラスシリーズ」。コンバインはシンプル仕様で低価格を実現したアジア共通設計の5条刈を発表した。

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3.ササキコーポレーションの新社長に佐々木一仁氏

7月1日付で佐々木一仁(ささき・かずひと)氏が代表取締役社長に就任した。前社長の佐々木春夫氏は代表取締役会長に就いた。佐々木一仁氏は、昭和36年1月生まれ。日本大学生産工学部管理工学科を卒業後、62年8月に佐々木農機(現・同社)に入社。平成6年2月佐々木鉄建出向、8年6月同社製造部長、10年9月取締役製造部長と、主に製造部門を歩んだ。12年8月常務取締役、18年10月から専務取締役を務めていた。

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4.ササキコーポレーションが無線制御の「マックスハロー」と畦塗機発表

無線コントローラ「eウェーブ」はトラクター作業機用コントローラで、電池量表示、3分間のオートパワーオフ機能を装備し、リモコン側、受信機側の双方向通信で、リモコンと作業機が異なる場合、あるいは通信距離が遠い場合は通信エラーを表示するコントローラ。「マックスハロー」にeウェーブを搭載することによって、配線が簡単で脱着の際に誤って配線を切断するといったトラブルを解消し、かつトラクターキャビン内をスッキリした快適空間に変えるメリットも生み出している。「マックスハロー」MAXシリーズはタイヤ跡ワイパーブレード(タイヤ跡を消す)を全型式に標準装備。フロントウェーブガードを角度調整式にすることで、トラクターに合わせて最適な作業姿勢を確保。サイドウェーブガードを大型化することでサイドへの土漏れをシャットアウト、一層仕上がりのよさを向上させた。
 畦塗機「カドヌールKVシリーズ」は、無線コントローラに強い要望があることから、KV200シリーズ、KV300シリーズをeウェーブ搭載仕様とし、拡充を図ったもの。eウェーブが備えるオフセット幅記憶機能により、トラクターに合わせて1度設定したオフセット位置は自動で記憶され、次回からは同じ位置で作業できる。

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5.有光工業が大阪府吹田市の商店街にドライ型ミスト(細霧冷房)装置を納入

設置されたのはJR吹田駅前の旭通商店街と錦通商店街の全長1044m。国内最長となる。ここは、道路両側にアーケードがあり中央を自動車が走っており、各店舗では冷房が効きにくい。ドライ型ミスト装置は、ポンプユニット7基で稼働し、アーケードの下にノズルを配し、細霧を発生させ周囲の温度の低下を図る。このため、各店舗が冷房設定温度を下げることでコスト削減が期待され、またヒートアイランド化が抑制され、集客数の増加が期待されるとしている。

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6.カルコン搭載の畦塗機「ガイア」を新発売

新製品は、ガイアXR751シリーズで、コードレスリモコン・カルコンを搭載し、より近代的なデザインを採用、一層洗練されたコーナー動作を実現した全自動畦塗機。コードレスリモコン「カルコン」を搭載したことにより、キャビン内はすっきり広々とし、持ち運びが自由自在なためキャビン内がより心地良い空間になるなど、ワンランク上の畦塗り作業が行える。
主な特徴は、

  1. ガイアマチック=圃場のコーナーまで来たところで「自動」ボタンを押せば、後はハンドルをいっぱい切るだけ。トラクターは曲がっても、ドラムは自動的にまっすぐ畦を塗り続ける。ブザーが鳴ったら、クラッチを踏んで一旦ストップ。ギアをニュートラルにして、クラッチを再びつなぐとアームがさらにスイングして、自動的に最後のぎりぎりまで仕上げる。
  2. シャーボルトの交換性アップ=チェンカバーを2分割、シャーボルトの付いている前方部分のみを開閉できるようにした。
―など。

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7.サタケが計量機「ネオライスパッカー」を発売

「ネオライスパッカー」(NRP30A)は玄米を正確に計量・袋詰めできる計量機。これまでは選別計量機が主流となっていたが、農家用小型光選別機「ピカ選」の登場により、籾すり後の作業工程が「米選→光選別」に変化し、最終工程で選別計量機、または計量機を使用する形態に移行していることから、米選機能を持たない計量機の需要に対応するため開発したもの。
主な特徴は、

  1. 運転状態を文字表示する機能や設定重量に到達するまでの進行状況を8段階のゲージで表示する機能などが付いた操作パネルを搭載しているので安心して作業ができる。
  2. 袋詰め作業に便利な袋キーパーを標準装備。紙袋を外側で固定するので作業しやすくなる。
―など。

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8.サタケと山本製作所が「にこニコキャンペーン」の第2回抽選会

キャンペーンは、平成22年1月1日〜6月30日までの期間で実施した企画で、第1回(1月1日〜3月31日)と第2回(4月1日〜6月30日)に分けて実施。第1回抽選会は4月14日、サタケ本社で行い、Wチャンス当選者35名が決定している。
 今回の第2回目抽選会は、期間中に対象商品を購入した2608名(両社合計)の中から、サタケの常務執行役員・増川和義氏と山本製作所の取締役・荒井光雄氏の両氏がパソコンを使って抽選。A賞「大型液晶テレビ」10名(各社5名)、B賞「新型プレイステーション3」10名(各社5名)、C賞「デジタルフォトフレーム」(サタケ8名、山本7名)の合計15名の当選者を決定した。

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9.クボタが環境美化活動「クボタeデー」

全国約400カ所の河川・公園などで清掃活動「クボタeデー」を実施し、グループの役員および従業員9933人が参加した。「クボタeデー」は2008年に開始した「クボタeプロジェクト」の一環として、環境の保全や都市の美化にむけた全国規模の社員ボランティア活動。関西地区では75カ所で約3000名が参加。クボタ本社およびグループ企業の活動場所となった大阪府羽曳野市の石川河川敷では益本社長も参加。草刈り作業などを行った。

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10.井関農機が中国・東風汽車グループと提携

井関農機は、中国市場において2003年6月江蘇省常州市に独資で設立した井関農機(常州)有限公司を主要拠点として、主に自脱型コンバイン、田植機の製造販売を行ってきたが、拡大を続ける中国農機市場へのさらなる対応を図るためには、現地で優れたブランド力を誇る「東風汽車グループ」と提携するのが得策と判断した。同社と合弁会社を設立し、農業機械の製造・販売を行う。新会社の資本金は4000万元、出資比率は50対50。ブランド名は「東風井関」(仮称)とする。当初田植機でスタートし、初年度は数百台だが、数年後に最大1万台を目指すとし、コンバインも拡大していく意向。

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11.三菱農機が乗用田植機5型式とゴムクローラトラクターなど発表

新商品は、乗用田植機LV5ANなど5型式、ゴムクローラトラクター「GCR1350」(134PS)と、30周年記念限定モデルのトラクター「GX510DX」(51PS)とハーフクローラトラクター「GXK510DX」(同)、生研センターと共同開発したスーパーeスレッシャーを搭載した省エネコンバインVM219DG、VS323DG、VY433D。  このうち、乗用田植機LVシリーズは、「まくらっこ」「苗スライダー」をさらに進化させ、誰にでも使いやすい田植機に仕上げた。
主な特徴は、

  1. スマイルシフトとスマイルターンで簡単旋回。主変速レバーに植付部を操作できる「1.一発上げボタン、2.下げ・植付ボタン」を装備。主変速レバーで無段階速度調節しながら植付部の操作ができるので、左手は主変速レバー、右手はステアリングホイール握ったまま旋回・植付け作業が可能。
  2. 「まくらっこ」を上昇させると自動でロータが停止するリフトアップ停止機能を全型式に装備、旋回時のロータによる泥はねを防ぐ。
  3. 苗スライダーがさらに進化(LV63A/8A(D))=苗スライダーに水平回動する機能を追加、圃場条件に合わせてスライダーを回動して使えるので、苗継ぎ作業の労力をさらに軽減できる。
―など。

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12.井関農機が85周年キャンペーンの第2弾

7月から9月30日までの期間で、新たに「とら・こん・たトリプルFA(フードアクション)キャンペーン」を開始した。対象期間中にトラクタ、コンバイン、田植機を契約した人に対して「作ろう」「食べよう」「育てよう」をキーワードに、まず「作ろう」で全員に美濃焼のタジン鍋をプレゼント、「食べよう」で毎月500名に選べるグルメギフトカタログ・うましま(umashima)をプレゼント(計1500名)、そして、「育てよう」で応募者全員の中から抽選で「エレ菜」を100台プレゼントする。

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13.中国で耕うん機生産など、ホンダの次の10年の方向を発表

伊東社長が会見し、「次の10年の方向性」を発表したもので、汎用事業については、環境技術では、ソーラーパネルやコージェネレーションシステムといった「エネルギーを創り出す商品」を進化させる。新興国事業では、今後も汎用製品市場の伸びが期待され、とくに発電機の需要が拡大していると指摘。インドでは、従来の発電機に加え、医療器具などの精密機器にも対応可能で、高い技術力が必要なインバーター発電機の生産を、年内に開始するとした。また、中国では来春、日本メーカーとして初めて小型耕うん機の現地生産を開始すると発表した。

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