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農業機械関連ニュース

平成24年5月10日発行

<新製品情報>

  1. ニッカリが草刈機3タイプを追加
  2. 金子農機が移動できる穀物張込装置を発売
  3. タカキタがロールベーラに大径タイヤ仕様
  4. 諸岡が大型自走式バキュームスイーパーを開発
  5. 大竹製作所が「マジックアイ搭載シリーズ 籾すり機」を新発売

<業界ニュース>

  1. 福島県が農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策の指針を発表
  2. 田中産業が「農薬安全使用推進運動」を展開
  3. 三菱農機が組織改革、事業本部を設置し、トラクタと作業機械の事業部を新設
  4. 陸内協が生産・輸出見通しを発表、エンジンの海外生産高まる
  5. JA全農が臨時総代会を開き、平成24年度事業計画などを承認
  6. エム・エス・ケー農業機械が営業本部新設など組織変更と関連人事
  7. 三菱農機が新商品ブランド名「ASUMA=アスマ」を発表
  8. 全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会が22年度実績を調査
  9. クボタが広報誌「GLOBAL INDEX」最新号
  10. オーレックが9月30日まで「おかげさまでキャンペーン」
  11. 安全鑑定確認項目を改正し、乗用トラクタに低速車マーク、運搬車にTOPS
  12. 生研センターが24年度からの新規19課題を発表
  13. 「食料生産基地再生のための先端技術展開事業」の委託先にクボタ、ヤンマー、井関農機、
    スガノ農機
  14. 日農工がインドの機械化事情でセミナー
  15. サタケが社員食堂で「無洗GABAライス」提供
  16. オーレックが本社工場を増築

<新製品情報>

1.ニッカリが草刈機3タイプを追加

ニッカリ草刈機「SXDシリーズ」の新型として、「SXD2100・同2410・同2710」3タイプを追加、新発売した。SXD2100のエンジンはTB20(排気量20.1cc)、2410はTLE24(排気量22.5cc)、2710はTLE27(排気量25.6cc)を搭載。両手、ループハンドル、2グリップの3仕様がある。
 全機に「トリガーレバー」を採用。転倒など緊急時には手を放すだけでエンジンの回転が下がる。「脱落防止機構付きギヤケース」も採用。長期に使用する際、ギヤケースの摩耗により刃が脱落しやすいが、これを防止するボルトを追加。これらにより安全性を高めている。
 また、SXD2410、2710は、排ガス規制対応型エンジンを搭載したほか、振動低減に効果を発揮して快適作業が行える新機構「コイルダンパー式ドライブシャフト」を採用している。

2.金子農機が移動できる穀物張込装置を発売

ライスセンターや大規模経営農家に好評の「ビックホッパー」の機体の全幅をほぼ半分にした「ビックホッパー・Jr.(ジュニア)」で、バネコンやフレコンによる荷受に対応した。最近の荷受はコンバインのグレンタンク化とともにバネコン方式が増え、間口はそれほど広くなくて、狭い納屋でも設置性、収納性のいい荷受ホッパーの要望が強く出されていた。こうした要望に応えたもので、全幅をほぼ半分(ビックホッパーは2733mm、ジュニアは1400mm)とした。
 また、大豆の搬送については、「将来的にビックホッパー同様オプションで対応する」(同社)としている。
 主な特徴は、

  1. オリジナル形状のホッパー。凹字形なのでいろいろな方向から張込みができる。
  2. 8インチ昇降機を採用。排出コントロールユニットによってオン/オフを制御するので幅広い用途に使える。
  3. 安全枠や飛散防止カバーがついていて安心。

 ―など。

3.タカキタがロールベーラに大径タイヤ仕様

創業100周年記念モデルとして、「パワーカットロールベーラ大径タイヤ仕様」2型式を新発売するとともに、カッティング機能がないパワーロールベーラにも大径タイヤ仕様として2型式を同時発売した。結束方式にトワイン式とネット式があり、パワーカットロールベーラ大径タイヤ仕様の型式はCR1080NB(ネット)、CR1080TB(トワイン)、パワーロールベーラはRB1080NB(ネット)、RB1080TB(トワイン)。適応トラクタはパワーカットロールベーラが40〜65馬力、パワーロールベーラが30〜65馬力。
 大径タイヤのサイズは直径85cm、幅31.5cmで、従来仕様より直径が7cm、幅が1.5cm大きく、稲ワラ収集など軟弱地での作業に威力を発揮する。

4.諸岡が大型自走式バキュームスイーパーを開発

公共機関の依頼により開発したもので、セシウムに汚染された落葉・枝葉などを効率的に回収する。ゴムクローラ走行の大型キャリアダンプ「MST-600VD」(搭載エンジン74馬力、最大積載量3.3t)にパーカー・ビリー社製(米国)のトラック搭載型バキューム・スイーパー(搭載エンジン16馬力)を装着しており、強力な吸引力により、落葉・枝葉を短時間に大量に回収する。
 吸引した除染廃棄物は、キャリアダンプに搭載した特殊ダストバック(容量4.8立方m)へ回収される。
 茨城県で行われた実証実験で、高能率な回収性能が高く評価されたことを受け、除染廃棄物の回収要望が多いことから、同社では実用化に向け本格的な取り組みを始めるとしている。

5.大竹製作所が「マジックアイ搭載シリーズ 籾すり機」を新発売

新開発の「マジックアイ」は、揺動板に広がる米の動きを光センサーが常に監視し、揺動板の角度を適正に保ち、正常運転をキープする。同機能を搭載した新「SYシリーズ」は揺動板の調整が自動化され、誰でも簡単に機械の性能を100%発揮できる。新SYシリーズの主な特徴は、

  1. 揺動板に広がる米の動きを光センサーが常に監視し、揺動板の角度を適性に保ち、正常運転をキープする「マジックアイ」を搭載。揺動板の調整が自動化され、誰でも簡単に機械の性能を100%発揮できる。
  2. 揺動選別の大きな特徴は、米の粒の大きさに左右されない安定した選別と能率。「マジックアイ」がプラスされたことで、調整ミスを未然に防ぐことができ、機械本来の性能を確実に発揮できる。能率の上げ下げは供給レバーを操作するだけで、細かい調整は「マジックアイ」がしっかりサポート。
  3. ロールレスのため調整いらずの簡単作業で、脱ぷ率98%以上の高脱ぷ率。高水分籾でも高能率。
  4. 肌ずれのない、ツヤのあるきれいな仕上がりで、貯蔵性に優れている。

―など。

<業界ニュース>

1.福島県が農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策の指針を発表

福島県は、農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策の指針を発表した。農用地の除染については、

  1. 水田・畑地
  2. 樹園地
  3. 牧草地

に分け、水田・畑地では吸着資材であるゼオライトの散布・混和後、プラウによる反転耕(耕深は水田30cm、畑45cm)、深耕ロータリや駆動式ディスク耕うん機による深耕、レーザーレベルブルドーザ及び同バックホーによる表土削り取りの3つの方法を示した。
 ゼオライトの施用に関しては、試験の結果、土壌重量に対して1%以上(10a当たり概ね1t以上)で放射性セシウムの低減効果がみられ、施用量が多いほどその効果が高かったとした。また、散布作業については、均一全面散布とし、ブロードキャスタやライムソワーを利用して行う。ブロードキャスタは風による飛散に注意し、粒状のものを使用。その後、正転ロータリにより、耕うん軸回転を可能な限り早くして撹拌。反転耕を行う場合は浅く撹拌する程度にとどめる―とした。

2.田中産業が「農薬安全使用推進運動」を展開

農林水産省が実施する春の農作業安全確認運動に呼応し、「農薬安全使用推進運動」を展開、ゴアテックス・ワークスーツ着用による安全防除で「大切な顧客農家の安全と健康をゴアで守ろう!」と訴えていく。
 農薬安全使用推進運動は今回、「ゴアテックス・ワークスーツ“サンステラキャンペーン1000”」として展開。期間は平成24年3月1日〜6月30日までの4カ月間。サンステラ購入者の中から抽選で1000名に賞品が当たる。賞品は、ワークスーツ、農園フード、キャップ、腕抜き、バック、ベッドシート、手袋、エコバックなど高い機能性をもつゴア商品。
 「ゴアテックス・ワークスーツ・サンステラ」は、防水性、透湿性、耐薬品性、耐洗濯性などの特性を備えた専用防除衣。

3.三菱農機が組織改革、事業本部を設置し、トラクタと作業機械の事業部を新設

4月1日付で組織改革と人事異動を行い、組織変更では、「商品別事業管理をより重視し、機動的な取り組みができる組織体制に改正」した。社長直轄の「事業本部」を置き、トラクタ事業部、作業機械事業部を新設した。また、管理面では内部統制室、経営企画部、総務部を集約統合し、社長直轄の「管理部」を新設した。事業本部長には久野貴敬常務、副事業本部長にはトラクタ事業部長兼任で山本耕三取締役、同じく作業機械事業部長兼任で川村芳弘取締役の両氏が就いた。

4.陸内協が生産・輸出見通しを発表、エンジンの海外生産高まる

日本陸用内燃機関協会が発表した平成24年度(2012年度)陸用内燃機関生産(国内、海外)、輸出当初見通しによると、国内のエンジン生産台数は、高水準の円高から生産拠点の海外シフトが加速していることから、特にガソリン機関で落ち込んでいるものの、国内と海外とを合わせた平成24年度見通しで増加し、対前年度比106.8%の1592万3000台としている。国内のディーゼル、ガソリンを合わせた生産台数見通しは同93.6%の510万9000台、金額ベースにして同96.0%の4584億円と予測している。今回のアンケート調査で改めて海外生産ウエートが高まっていることが浮き彫りになった。

5.JA全農が臨時総代会を開き、平成24年度事業計画などを承認

第44回臨時総代会で、平成24年度事業計画などを承認した。今次3カ年計画(22〜24年度)の総仕上げとして「国産農畜産物の販売力強化」を最優先する。
 24年度の基本的な考え方は、

  1. 今次3カ年計画(22〜24年度)の総仕上げとして「国産農畜産物の販売力強化」を最優先
  2. 東日本大震災からの復興支援の実施と原発事故への対応
  3. TPPへの参加阻止と農業復権に向けた取り組み。

 「国産農畜産物の販売力強化」に向け、新規市場への進出・開発、実需者への直接販売の拡大、買取など委託以外の多様な集荷方式の構築、等に取り組む。
 東日本大震災からの復興支援の実施と原発事故への対応については、生産基盤の回復に向けて機器類のリースなど事業別に支援策を講じる。
 生産資材事業の具体策としては、8321億円(100%)の計画で、

  1. 購買力の維持・強化に向けた海外サプライヤーとの提携や農薬等の共同開発の拡充。
  2. JAのTAC部署との連携により大規模経営を可能とする省力資材や生産費抑制に向けた提案を実施。
  3. 広域物流拠点の整備・供給エリア拡大、CEコンサル拡充。

―を行う。

6.エム・エス・ケー農業機械が営業本部新設など組織変更と関連人事

4月1日付で組織変更し、関連の人事異動を行った。組織変更では、現行の営業部門3本部体制(農機本部・サービス本部・施設本部)を、新設した「営業本部」に集約し、営業部(旧農機本部)、サービス部(サービス本部)、施設部(旧施設本部)としたほか、新たに「営業業務部」を設置した。
 関連人事では、営業本部長に、林信正取締役農機本部長兼農機部長が4月1日付で常務に昇任し、就任した。
 組織変更の狙いについて、同社では「組織的に顧客満足度の向上を図る」としている。

7.三菱農機が新商品ブランド名「ASUMA=アスマ」を発表

新たな商品ブランド名の「ASUMA=アスマ」は、「三菱農機は日本農業をサポートする総合農機メーカーとして農家の皆様を応援します」の意味を込めた英訳「アグリ・サポート・マシナリー・バイ・ミツビシ」の頭文字を由来とし、そのうえで「A」には「安全作業」サポート、「安心品質」サポート、そして「明日の農業」をサポートする意味を込めた。
 また、新ブランドの発表にあわせ、4月1日から6月30日まで「ASUMAスプリングキャンペーン」を展開していく。期間中に、三菱のトラクタ、コンバイン、乗用田植機いずれかの新車契約者で、6月までに納品できる人が対象。賞品はA賞が32型デジタルハイビジョン液晶テレビ計6名、B賞がライスブレッドクッカー「ゴパン」計6名、C賞がCPRM対応・HDMI端子搭載DVDプレーヤー計60名、D賞が体組成・体脂肪計付体重計「カラダスキャン」計120名、また外れた全員には「ASUMAオリジナルキャップ」をプレゼントする。

8.全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会が22年度実績を調査

調査対象はBDF事業に取り組む同協議会会員団体や市区町村、その他事業者等で、22年度実績のある82事業者から回答を得た。
 それによると、全国のBDFの年間製造量は合計8652kLで、1事業者当たりの平均は149kLだった。原料から製造したBDF数量の割合を示す製造率は、該当者の相加平均で90.0%となった。さらに同協議会が推定概算したBDF製造コストは、1L当たり97.1円であった。
 一方、BDFの利用を行っている62事業者に、BDFを活用している車両について聞いたところ、総計約2700台の車両でBDFが利用されていた。うち車種が判明している総数は1906台で、その中でも最も多い車種はトラック45%。続いてごみ収集車21%、乗用車14%、バス6%、公用車4%などであった。農機における利用は、トラクタ1%、トラクタ以外の農機1%だった。

9.クボタが広報誌「GLOBAL INDEX」最新号

今回は「自然災害からのREVIVAL」をテーマに「東日本大震災」と「タイ洪水」に焦点を当て、現地での復興・復旧に向けたクボタの取り組みを紹介している。
 Ⅰ章は「農業のREVIVAL〜東日本大震災からの復興」。「傷ついた大地に緑の息吹を―新たな農業モデルへの序奏」と題して、被災地農家の深刻な状況を目のあたりにしたクボタが、震災発生直後から、早期復興へ向け取り組んできた「鉄コーティング籾の直播農法」や「雨水による除塩の取り組み」を紹介。
 Ⅱ章では「産業もREVIVAL〜タイ洪水からの復興」と題し、東日本大震災からおよそ半年後、タイを襲った大規模な洪水被害に、軽量化による機動性向上を追求した「クボタ製ポンプ」が大活躍。このポンプと自家発電機を車両に搭載したことで、世界にも類がない自立性・機動性に優れたポンプが誕生したとしている。
 Ⅲ章では、「オピニオン〜ネイチャー・テクノロジーからの提言」と題して、東北大学大学院環境科学研究科教授・石田秀輝氏の意見を掲載している。

10.オーレックが9月30日まで「おかげさまでキャンペーン」

乗用草刈機ラビットモアーの発売開始20周年を記念し実施する。期間中、乗用草刈機を購入した全員に特製車体カバーを進呈、抽選で10名に温泉旅行券5万円分をプレゼント。さらに毎月、抽選で100名に健康食品の「黒の薩摩青汁」をプレゼントする。  現在のラビットモアーシリーズは9機種あり、今年は小回り性能、登坂性能を高めたRM981を新発売している。  「黒の薩摩青汁」は、「サツマイモの地上部分だけを傷つけずに収穫する機械を開発できないか」という依頼があり、葉やツルを食べやすく品種改良されたサツマイモの「すいおう」に出会ったことがきっかけで完成した健康食品。「すいおう」の葉、ツルと黒ゴマを飲みやすい顆粒状にしてある。総ポリフェノールの含有量はブロッコリーの約4倍。このほか、ルテイン、ビタミン、ミネラル、カフェ酸などを含む。

11.安全鑑定確認項目を改正し、乗用トラクタに低速車マーク、運搬車にTOPS

生研センターは安全鑑定における確認項目を改正し、

  1. 農用運搬機(乗用型)、圃場内運搬機(乗用専用、乗用/歩行兼用)について、転倒時運転者保護装置(TOPS)が用意され、その装着が可能な構造であること。
  2. 農用トラクター(乗用型)について、低速車マークの装着。

―が要件になり、平成25年度から、安全鑑定における安全装備の確認項目となる。
 農用運搬機(乗用型)及び座席を有する圃場内運搬機については、オプションとしてそのフレームが用意されていることが構造要件になる。乗用型ロータリモア用TOPSの規格(ASAE S547)を適用する。
 農用トラクタ(乗用型)の低速車マークは、ANSI/ASAE規格S276・ECE規格№69に規定されるもの、もしくは交通科学協議会で考案されたマークで、高さが250mm程度のものとする。視認性は、後方150mから蛍光剤の形状確認、(昼間)、反射材の形状確認(夜間)ができることとする。トラクタは、特に夕方から夜間にかけて追突事故が発生している。

12.生研センターが24年度からの新規19課題を発表

新規研究課題は、第4次緊プロ関係が

  1. 高精度直線作業アシスト装置
  2. 中山間地用水田栽培管理ビークルとその作業機
  3. エアアシスト式静電防除機
  4. チャの直掛け栽培用被覆資材の被覆・除去装置
  5. 乗用管理機等に搭載する水田用除草装置
    ―の開発。
    基礎基盤研究として、
  6. トマト接ぎ木苗大量生産技術
  7. 小型汎用コンバインの適応性拡大に関する研究
  8. 自脱コンバインにおける機内清掃の簡易な構造
  9. 小型軽量で取扱性に優れた歩行型幹周草刈機
  10. 果樹の袋掛け作業省力・軽労化技術
  11. リンゴ摘果用器具
  12. 石礫除去機による野良イモ防除技術
  13. イチゴ植物工場を核とする群落生育診断技術
  14. タマネギ乾燥装置
  15. 可変径式TMR成形密封装置の適応性拡大
  16. 自脱コンバインにおける運転・操作装置の評価に関する基礎的研究
  17. 中山間地域における小型水力発電利活用システム 1
  18. 未利用水産資源を活用するバイオ燃料・食素材の供給技術
  19. 農業機械等による事故の詳細調査・分析手法の研究

―の19課題。

13.「食料生産基地再生のための先端技術展開事業」の委託先にクボタ、ヤンマー、井関農機、スガノ農機

農林水産省と復興庁は、2月20日から3月9日まで公募した24年度の「食料生産基地再生のための先端技術展開事業」の委託先を決定し、発表した。
 この事業は、宮城県内に「農業・農村型」の研究・実証地区を設け、新たな食料生産地域として再生するために、先端的な農林水産技術を駆使した大規模な実証研究を実施するもの。農業・農村型では、土地利用型営農技術、大規模施設園芸などの実証研究が行われる。
 公募の結果、土地利用型営農技術では、網羅型に、農研機構(中央農研センター、東北農研センター、生研センターなど)、宮城県古川農業試験場、北海道大学など試験研究機関・大学のほか、メーカーとして、クボタ、ヤンマー、ヤンマーヘリ&アグリ、井関農機、スガノ農機、小泉商事、日本電気、富士通、イーラボ・エクスペリエンスなどが加わった。
 露地園芸技術では、網羅型で東北農研センターのグループに、宮城県農業・園芸総合研究所や、ヤンマーが参画している。

14.日農工がインドの機械化事情でセミナー

日農工国際委員会が実施した。インド商工会議所連盟のミッションが訪日し、農機メーカー等を訪問したのに併せ開催したもので、インドで特に機械化ニーズが高いのは、田植機、自走刈取りバインダー、根菜収穫機などと紹介された。
 インドのトラクタ市場は2011/12年の44万台から2012/13年予測は50.6万台で23%の伸びとなる見込み。馬力別内訳は20馬力以下が5%の2万5000台、35〜40馬力は30〜40%、45〜60馬力は25%、70〜80馬力は5%を占めている。
 インドの平均農地は2.2haと小規模で、農機需要のポイントは、低コスト、小型、多機能。ただし、大多数の小規模農家は貧しく農機が買えない。また買えても経営規模から償却できず、4ha以下では機械化はペイしない。
 政府の機械化施策は効果上がらない農民への直接補助から、政府資金による民間経営の農機サービスセンター設立(クボタが着手)へ移行し、農民は、農機リース含め必要なサービスのみをそこから買う方式だという。

15.サタケが社員食堂で「無洗GABAライス」提供

広島本社・社員食堂(2カ所)のご飯を、同社が取り扱いを進める「無洗GABAライス」に変更したメニューとした。「無洗GABAライス」は、発芽玄米などに多く含まれているGABA(ギャバ=γ‐アミノ酪酸)を豊富に含んだ無洗米(白米)。通常のご飯と同様の食味であるため、日常生活の中で無理なく、健康に役立つ栄養素GABAを摂取することが可能。
 (株)サタケでは、こうした無洗GABAライスの普及・利用促進のため、昨年12月に手作りおむすびの販売店「おむすびのGABA」をオープン、今年2月には「無洗GABAライス」の販売を開始している。
 同社では今後ともサタケが目指す、栄養価が高く健康に良いお米を食べてもらい、お米の消費拡大を図るとともに「もっと元気な人を創る」というビジョンに基づき、「無洗GABAライス」の普及・利用促進を進めていく考えだ。

16.オーレックが本社工場を増築

5億円を投資して本社工場を増築する。同社の本社敷地内の、現在の工場の北側に新工場を建設する。
 5月末に地鎮祭を行い6月1日着工、9月末日に完成予定。新工場は、既存の本社工場と並行して無人化設備を増強し、生産能力アップを図る。
 同社では国内生産にこだわっており、その理由は、材料の加工(鋼材から歯車加工等)から製品完成まで一貫工程で実施するため。すべてをメイド・イン・ジャパン、メイド・イン・フクオカ、メイド・イン・ヒロカワとすることにこだわり、さらなる品質向上を目指す方針だ。