売れる米作りで機械化フォーラム
挨  拶
本会会長 関谷 俊作
従来、協会では機械化現地研究会を農林水産省や関係機関のご協力を得て実施してまいりました。その時々の農業の課題に応じ、機械化推進のために、この現地研究会の場は、新しい技術についての情報収集、発信の場として貢献してきたものと思います。今年は、「売れる米作りのための機械化新技術」をテーマに開催しました。日本の農業で水田関係では機械化体系が完成の域に達し、日本独特の技術体系ができあがっていますが、今後さらに「売れる米作り」ということになりますと、一層の品質の向上、コストの低減が求められます。そうした新しい米作りの発展・普及が大事になっています。そういうことから、今年は講演会検討方式で開催することにいたしました。この会を通じて、売れる米作りのための機械化新技術の発展に向けての取り組みが一層進展すれば幸いです。
 また、今年は国際コメ年であり、機械化協会はこの国際コメ年の国内推進委員会のメンバーにもなっております。そういう立場から、国際コメ年の協賛行事としてこの会を実施します。
 皆様方におかれましても、その点を念頭におかれまして、世界的な視野も含めて、米の機械化技術のさらなる発展のために、ご尽力頂ければ幸いです。


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