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農業機械関連ニュース

平成21年7月10日発行

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 ヤンマー学生懸賞論文・作文の募集を開始
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  第20回となる今回のヤンマー学生懸賞論文・作文募集は、募集要項によるとテーマは、『農が変わる 農が応える 今 未来への布石を』。サブテーマを『生命を育む「食」、食を生み出す「農」、環境を守る「農山漁村」』とした。応募期間は平成21年6月1日〜10月31日。入選者の発表は22年1月下旬、東京で開催する入選発表会で発表され、表彰を行う。論文の大賞には賞金100万円、作文の金賞には賞金30万円などが贈られる。

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 新仕様の乗用管理機をやまびこグループ・共立が発表
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  RVシリーズのラインアップに新たにHST(油圧式無段変速機)搭載とブーム水平装置モデルの新機構を加え、より作業能率と作業負担軽減を図った。HST仕様はノークラッチのハンド操作で前後進の切り換えと車速変更がワンレバーで操作できるようになっており、従来機に比べ圃場での切り換え作業時間が短縮できる。また、ブーム水平装置仕様は、ブームに設置されたセンサーが車体の傾きを素早く感知。散布作業中の圃場変化によるブームの揺れを油圧制御により抑え、均一な散布とオペレータの負担軽減を実現する。

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 筑水キャニコムがラジコン型ハンマーナイフモアの新商品発表・実演会
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  福岡県久留米市内でラジコン型ハンマーナイフモアCG670Rの新商品発表・実演会を行い、ラジコン操作による作業の模様を関係者に披露した。ラジコン操作により、最大100m離れても安全に動かせ、最大40度の傾斜地でも作業できる。刈幅は1850mmで、1haを約3時間で刈り取れる。自動的に刈高さを制御し、車体の横滑り防止機能も備えている。特に、河川の法面の草刈り作業に威力を発揮することから、実演で注目を浴びた。

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 20年度の安全鑑定適合機は22機種192型式
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  生研センターが発表した20年度の安全鑑定適合機は、22機種、192型式で、機種別にみると、農用トラクター(乗用型)89型式、田植機6型式、コンバイン(自脱型)16型式、乾燥機(穀物用循環型)27型式などとなっており、「その他機種」に分類されたものは7機種、10型式。生研センターによると、農用トラクター(乗用型)の20年度の安全鑑定適合機は、搭載機関の定格時の出力が12.1〜146kW(16.5〜199PS)であり、特に73.6kW(100PS)以上の型式が半数以上の48型式を占めている。歩行型の農用トラクターは、全型式が管理専用機だった。

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 金子農機が小型色彩選別機を新発売
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  本体価格を「業界一の低価格」(同社)とする110万円に設定したコンパクトタイプの色彩選別機「オプティミニ」(型式は「AK−M350型」)で安西製作所との共同開発製品。5チャンネル、最大処理量は毎時350kg。特徴は、
  1. 設置場所を選ばないコンパクトサイズ(外形寸法は幅450×奥行640×高さ1250mm。
  2. 操作パネルには選別の設定状態を一目で確認できるボリューム方式と、照光式押しボタンスイッチを採用、選別状態を確認しながら調整操作ができるフロントマウントタイプ。
  3. 消費電力はわずか180W、業界一の低消費電力。
−など。

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 ササキコーポレーションがフレールモア、オフセットモアなど発表
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  発表したのは、フレールモアKMシリーズ2型式、中型トラクタ向けオフセットモアKZシリーズ1型式、大型油圧モデルの高速代かき機「マックスハロー」2型式、高速排出の「グレンキャリー」GA―2シリーズ。フレールモアは、作業幅1.8mのKM182と2.0mの同202で、独自のヒネリ形状による拡散効果で細断性に優れるガンマナイフを搭載。オフセットモアKZシリーズは、作業幅1.4、1.6mの2型式に今回1.2mの軽量モデルを追加した。高速代かき機「マックスハロー」の新製品は、作業幅4.4mのMAX446DXと5.0mの同506DXで、従来機種よりさらに広い作業幅となっており、効率化が図れる。

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 新農業機械実用化促進株式会社が株主総会、初の営業利益計上
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  第17期定時株主総会では、第16期(平成20年4月1日〜21年3月31日)の事業報告及び計算書類の報告の了承、取締役2名、監査役1名の選任が行われた。16期の業績では、20年度からの第4次緊プロ事業の発足に当たり、実用化促進事業の見直しを行い、支出の抑制策や料金体系の改定等を骨子とする事業・経営改善策を策定、実施し、売上高7300万円(前期比10%増)、会社発足以来初となる営業利益1400万円を計上。経常利益は3300万円(前期は1900万円)となったものの、投資有価証券の評価損を計上し、純損失6600万円となった。
 また、20年度の食料供給力向上緊急機械リース事業の公募に応募し、事業実施主体として採択され、業務を行ったことも報告された。

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 ヤンマーが新商品7機種39型式を発表
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  発表したのは、トラクターの小型・中型・大型3シリーズ、乗用田植機5〜8条8型式、汎用大型管理機、乗用管理機、さくらんぼ選果機など7機種39型式。トラクターは13〜18馬力の小型「エコトラGKシリーズ」(4型式)、37〜45馬力の中型「エコトラEG400シリーズ」(5型式)、48〜83馬力の大型「エコトラEGプロシリーズ」(スタンダード6型式・プレミアム6型式)。このうち、EG400シリーズは、指先だけの変速操作、I-HMT搭載フィンガーシフトを搭載。従来のHMTを進化させたI-HMTでロスを減少させ、コンパクト化を図るとともに更なる高効率と低燃費を実現した。変速操作は16段の主変速レバー操作だけによる「かんたん変速」か、無段階の速度調整ダイヤル操作による「こだわり変速」か、作業スタイルに合わせて有段変速と無段変速を好みに合わせて選べる。
 また、併せて3ルート統一企画の愛用者訪問「ヤン坊・マー坊50周年“Let's農サポート”キャンペーン」を実施することを明らかにした。

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 齋藤農機製作所が新型カッター3型式9タイプを発売
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  簡単フレームオープン方式を採用しメンテナンスが容易なCRシリーズで、シリンダ跳出型・自走クローラ型・セットカー型を揃えた。いずれも、刃物は耐久性に優れたハイス鋼を採用。桑、リンゴなど直径20mmまでの残条処理ができ、作業用途が広い。また、横サンロール(上)と平ロール(下)の独自の機構により、稲ワラを始め、干し草や残条の喰い込みが良く、効率的な作業が行える。2重調節エルボ機構(跳出エルボ2カ所)により、放出場所の選択も自在。独自のストレート型形状の回転刃と固定刃により、刃合わせが極めて容易に行え、再研磨も簡単にできる。

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 鋤柄農機が三畦施肥カルチリッジャーを発売
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  牽引式のGRMR−3RSで、作業速度が速く、短時間で作業を終えることができる。各条のユニットは独立懸架方式で、ゲージ輪とスプリングにより地面にしっかり追従。畦に合わせて培土板の開閉、カルチ爪の位置調節もできる。野菜類の追肥、中耕、培土の同時作業に適している。
 主な特徴は、
  1. 施肥装置付なので、培土と施肥が同時にできる。
  2. 各条のユニットは独立懸架され、ゲージ輪とスプリングにより地面を追従。
−など。

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 井関農機が21年度下期新商品10品目22型式を発表
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  今回発表した新商品は、トラクターが「ジアスAT240〜500」(24〜50PSの7型式)、「ジアスATK220〜560」(22〜56PSの4型式)田植機が「さなえPZ100」(10条植)、「さなえPZV60」(6条植)など4型式、コンバインが「フロンティアビバHVB211」(コンパクト2条刈)1型式、野菜管理専用機「プチ菜ゆうきKNR3/4」、野菜移植機「ナウエルナナPVHR2―140LLG」(ワイド仕様、乗用2条型半自動)など。そのほか、今秋発売予定の電動ミニ耕うん機「KDC20」を参考出品した。
 このうち、トラクター「ジアスATシリーズ」の主な特徴は、
  1. 粘り強い大排気量1.65Lエンジン搭載。現行同クラスに比べ約10%排気量増。
  2. 「角速度センサー」で高速作業時の自動水平制御精度が向上。
  3. ATシフト、IQターンなど最新鋭の装備。
  4. 高車速で圃場への移動がスピーディ(最高車速28.8km/時)。
−など。

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 サタケが食品工業展に出展、食の安全を支える技術に注目集める
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  東京ビッグサイトで開かれた食品工業展に出展した同社の出展コンセプトは「食の未来を考える〜食を見守る電子の目〜」。これに基づき1.光選別機、2.検査・分析機器、3.穀物調製加工機器、4.環境に配慮した製品開発・取り組み、5.米・麦を使った付加価値食品と家庭用精米機・炊飯器、6.業務用IH炊飯設備、7.付加価値を加える2次加工設備―の7つのコーナーを設けた。会場では同社の光選別機や検査・分析機器を中心に大きな注目が集まっていた。

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 IHIスターが新電動タイプのブロカス、ライムソーワなど発売
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  「小型ブロードカスタ」、「化成混合散布機」、「有機肥料散布機」、「ライムソーワ」の電動タイプを全面的に改良し、発売したもの。トラクターのキャビンに座ったままで、シャッタの開閉操作ができる。シャッタ開閉速度を約4.5倍(同社旧モデル比)としたため、シャッター開閉時に生ずる散布むらを低減、「コントロールボックス」の表示のデジタル化を行ったので、設定開度及びシャッタの開閉状態が見やすく、角度センサー取り付け角度の調整も、自動でできる。「小型ブロードカスタ」は高精度の施肥量を実現。「化成混合散布機」は縦軸オーガで素早く確実に混合。「有機肥料散布機」は肥料が付着しにくい特殊スパウト&パワーパッケージを搭載。「ライムソーワ」には肥料投入台を標準装備している。

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 静岡製機の多目的電気乾燥庫が受注増
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  昨年から本格発売した、多目的電気乾燥庫「DSJシリーズ」は、シイタケや山菜、果実、野菜類、魚干物、花き、部品など用途に応じて最適な乾燥・加温ができる。このため、全国の農産物直売所から引き合いが多く寄せられ、導入が活発化している。直売所で、同電気乾燥庫を使って農産物をドライ商品にすることで、付加価値のある商品化により、粗利率がアップ。さらには食品廃棄物発生を抑制し、売上げのアップを図り、経営の安定化につながる。生産者からも新たなドライ商品を製造でき、収入アップにつながると好評を博している。ドライ商品の例としては、乾燥リンゴチップス、乾燥トマトやドライフラワーなどがある。

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 オーレックがウイングモアに追加
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  自走2面あぜ草刈機ウイングモアーシリーズに一層、楽に草刈りができて低価格のWM624(刈幅600mm)を追加した。ユーザーの「もっと軽くできないか、もっと楽に作業したい」「機能はこのままで、手軽な価格で購入できないか」との声に応えた。ウイングモアーはあぜの草を上面と側面で同時に刈ることができ、能率的。低価格化に加え、年配の方から女性まで喜ばれるように、ハンドル加重を半減させ、後進機能を追加した。法面ローターはあぜ形状に合わせてワンレバーで0〜60度の範囲で角度を変更できる(ウイング機構)。また、左ローターのワンタッチ引上げ装置付き、刈高さ調整も4段階にワンタッチで行える。

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 IHIシバウラがリールモア、乗用スイーパを発表
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  同社のトラクタ・グリーン事業部は「乗用4輪3連リールモア SR370」と、大容量ホッパーで作業能力がアップした「乗用スイーパ SS1700」を発表した。「乗用4輪3連リールモア SR370」は、アンジュレーションにおいてもアームが伸びて上下動するため、凹凸部でも芝を傷めない高いリール追従性能を有し、加えて、最小のリール間ピッチにより曲線状に刈り込む場合にも、前後リールのピッチ幅による刈り残し心配がない。「乗用スイーパ SS1700」は、ホッパー容量を増やし、トレッドの拡大による傾斜地安定性の向上などを図った。

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