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農業機械関連ニュース

平成21年5月10日発行

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 ヘッジトリマーなど新製品をやまびこが発表
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  共立と新ダイワ工業の2009年度新製品、緑化機器関連としてエンジン式ヘッジトリマー「HTE600」「同750」(共立)、「HT2201S」(新ダイワ)、電動式ヘッジトリマー「EHT3500」「同4600」(共立)、パワーブロワー「PBVE255」「PB500」(共立)、「EB802」(新ダイワ)を発表、今春よりやまびこグループとして本格的な発売を開始する。共立のヘッジトリマー「HTE600」「同750」は、排気量21.1ccの新設計エンジンを搭載。エンジンとギヤケースの高バランス設計で、長時間作業での疲労を軽減。パワーブロワー「PBVE255」は、排気量25.4ccのエンジンを搭載したバキューム装置付きハンディーブロワー。エンジンの冷却性能を向上させる補助冷却システムを採用。カッターで吸い込んだ葉などを細かく粉砕する。

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 農林水産省の意識調査では農機購入は4割が農協
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  全国の農業者モニターを対象に行った農協の経済事業に関する意識・意向調査の結果では、農業機械の購入先については農協が38.9%、小売商29.6%、農業資材専門店(JAグリーンを含む)が13.4%、大型店(ホームセンター等)が1.6%となった。農協を購入先とする主な理由は、「長年の取引をしているから」が最も多く64.2%、次いで「修理・修繕・引取・返送が早いから」が35.2%。小売商を主な購入先とする理由は「修理・修繕・引取・返送が早いから」が64.5%。「長年の取引をしているから」は42.1%となった。農協における農業生産資材の価格について、価格引き下げに向けた取り組みが強化されたと感じるかについては、農業機械、肥料、農薬いずれも「強化されたと感じない」が5割を占めた。

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 みのる産業がプール式いかだ育苗システムを発売
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  ポット成苗・土付き成苗の育苗箱を使ったもので、ビニール等で作った簡易プールの中にフロート(発泡スチロール)の浮力で苗箱を浮かべ、水に浸かる状態で育苗する。そのための必要な資機材として、出芽を揃えるための「芽出たくん3LM36」、人工的に加温調節するための蒸気出芽機、苗箱3枚に1枚必要なフロート、純正培土、ポット全自動播種機・積上げ機、特別栽培農産物適合液肥として有機態窒素率50%を含有している有機液肥などを揃えている。

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 日立建機ティエラが乗用型ミニローダML45発売
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  ML40のコンパクトさ、使いやすさを引き継いで油圧動力取り出しを付加した姉妹機で、これまでのバケット、フォーク、パレットなどのアタッチメントに加えてハンマーナイフモア、ロールグラブ、ハンドブレーカ、アースオーガ、杭打機などの作業機を揃え、これらが使えることになり、季節を問わずフル稼働で使える。安全面では、農業機械の安全鑑定に適合し、緊急時に走行レバーから手を放せば走行停止するシステムを採用。オプションで機体転倒時の運転者の安全をより高めるプロテクタを用意。前後進が楽なHST無段変速を採用している。

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 ホンダが新型芝刈機を輸入販売
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  米国の汎用製品生産拠点であるホンダ・パワー・イクイプメント(ノースカロライナ州)より新型芝刈機「HRX537C2」を輸入して発売したもの。同機は、オートチョーク機構の採用により、始動時に最適なチョーク開度となるよう自動制御することで、従来の汎用エンジンに必要な、一時的に吸気濃度を高め始動しやすくするチョーク操作を不要としている。これによりエンジン始動直後から芝刈り作業が始められるなど、より使いやすく操作性を高めている。また、4つの芝管理機能を1台に集約した4イン1システムを採用。基本作業となる刈芝のグラスバッグへの収納、刈芝を後部へ放出(ディスチャージ)、細かく刈った芝の一部を刈取面に戻す(マルチング)、落ち葉の裁断(リーフシュレッダー)を本体のクリップディレクターレバーによる収納量の調節と、本体後部のグラスバッグの脱着を行うことにより、簡単に変更できる。

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 クボタのタイ・トラクター工場が始動
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  クボタは、タイ王室系企業サイアムセメントグループとの合弁子会社「サイアムクボタトラクタ」のトラクター新工場が完成、タイ国内向けトラクターの量産を開始したと発表した。新工場は、敷地面積32万4320平方m、建築面積4万3200平方mで、タイ国内向けトラクターの量産を行う。生産するトラクターはタイ仕様の30馬力と36馬力。生産予定は年間2万5000台だが、販売動向をみつつ5万台への引き上げを予定している。

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 丸山製作所が新型ポータブル動噴を発売
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  新発売するのはデジタル制御ポンプを採用した「デジポン」。同機には、MSB2200Rと同2200TR−50の2型式があり、デジタル制御によりタッチパネルで運転・調整が行え、また、作業者のコックの開閉操作に合わせて噴霧停止・再開することを感知し、モーターポンプを制御、充電が少なくなると停止するなど、これまでの噴霧機にはない新しい機能が盛り込まれている。駆動は、排気ガスがない、環境に優しいニッケル水素バッテリーを搭載した使いやすい充電式により、使用者、周囲の環境それぞれに配慮している。

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 スズテックが栃木県の
  「いい仕事いい家庭つぎつぎとちぎ宣言」の登録受ける
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  この宣言は、栃木県が県内の企業を対象に、社員の仕事と家庭の両立を応援するために募集。企業が率先して、仕事だけでなく、家庭を重視する雰囲気を職場内につくり、仕事と家庭の両立が可能な雇用環境の整備につなげることを目的としている。登録された同社の宣言内容は
  1. 子どもの学校行事に参加するための年休取得を奨励する。
  2. 働き方を見直すためにノー残業デーを設ける。
  3. 従来の慣行にとらわれず固定的な男女の役割分担意識の解消に取り組む。
  4. 個々の家庭の実情に配慮した配置転換を行う。
−など、働きやすい職場環境を目指す。
 同宣言に登録されたことにより、登録証のほか登録マークが交付され、名刺や会社案内などに使用でき、社員の仕事と家庭の両立を応援する企業としてアピールできる。

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 農機学会会長に澁澤栄氏
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  農業機械学会は4月1日付で役員異動を行い、新会長に澁澤栄氏(東京農工大学)が就任した。副会長は、行本修氏(農研機構)と久野貴敬氏(三菱農機)。また、各支部の支部長は、北海道が原令幸氏(北海道農業機械工業会)、東北が高橋照夫氏(弘前大学)、関東が行本修氏(農研機構)、関西が後藤清和氏(岐阜大学)、九州が御手洗正文氏(宮崎大学)。

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 サタケがソラーナ・エコに27石タイプ追加
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  追加するソラーナ・エコの27石タイプ(型式=GDR27SZG)は、乾燥部をはじめとする主要部分が27石以下の小型タイプと共通の「コストパフォーマンスに優れた」大容量の乾燥機。既存の24石タイプと30石タイプの間を補完するするもので、かねてより同社に数多く寄せられていたユーザーの要望に応えた。「見やすい」と好評の大型蛍光表示管「文字ナビ」をはじめ、インバータや6インチ昇降機、静音型ガンタイプバーナ、排風方向が自在の遠心送風機などが標準装備されている。
 また、同社では合わせて、乾燥機「ソラーナ」シリーズにフィットする籾タンクKTANシリーズの販売も開始した。乾燥させた籾を籾すり作業の前に一時貯留させるためのもので、乾燥調製作業を連続して行う場合に同機を使用することで、作業効率が大幅に向上する。

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 田中産業が「タヒロン・ニューガーデンバッグ」発売
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  家庭菜園やガーデニングで出てくる落ち葉や雑草、枯れ草・剪定枝などを同バッグに詰めて踏み固め、水をかけ、土の上に置いておく(または中に土を入れる)だけで堆肥ができる。メッシュの素材を採用し、すっきりと自立する。上から次々に堆肥の原料を投入でき、半年から1年で熟成、完熟堆肥となる。移動や運搬に便利な把手付き。不要な場合は圧縮して畳んでおける(ロック付き)ので場所をとらない。

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 キャタピラージャパンが竹根破砕の前処理用アタッチ販売開始
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  油圧ショベルの「アタッチメント NB50WRB」で、竹の根をほぐし、根と泥、土砂を分離することができるため、木質系チッパ、ダブグラインダの前処理として資源リサイクルに威力を発揮する。低速2軸シュレッダーで実績のある2軸4モーター方式を採用し、土砂分離に有効な破砕刃を開発して装備したことが高く評価されている。主な用途は、宅地造成工事などで発生する竹根や中小木根の解砕・土砂落とし、木質系チッパやタブグラインダの前処理、竹林や公園などでの伐採枝葉の減容−など。

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