topにモドル 
農業機械関連ニュース

平成21年3月10日発行

space

space

 タカキタが自走式給餌車FEシリーズ新発売
LINE
  クローラ式で最大積載量2.0立方mの「EF2030」と、ホイール式で最大積載量2.6立方mの「EF2630」の2型式があり、「EF2030」は立ち乗り式で、左右側面に給餌口があるため、前後進作業で両面の牛に給餌できる。ホッパー内にはらせん状の縦軸オーガを装備、かたまりになったサイレージもほぐしながら給餌する。ゴムクローラによる走行で、安定した作業ができる。「EF2630」も立ち乗り式。操舵はパワステ採用の丸型ハンドルで行い、小回り旋回ができる。両型式ともHSTミッションにより車体の前後進は踏み台の足元にあるペダルで操作できる。また、ホッパーの高さは、供給するパイプラインの高さに応じて4段階に調整が可能となっている。

上に戻る
space

 筑水キャニコムが乗用ミニクローラローダー発売
LINE
  発売したのは「キャッチ アンド リリースCR80」。標準クローラ仕様と雪用クローラ仕様があり、バケット容量は標準仕様が0.12立方m、雪用仕様が0.25立方m。レバー1本で上昇、下降、スクイ、ダンプの4動作が制御でき、フット式のHST(無段変速)により、前進・後進を頻繁に繰り返すローダー作業が素早くできる。また、商品名のステッカーを
  1. 雪降る街角
  2. もうすぐ春ですね
  3. すくい投げゼット
の中から選んで車体両側面に貼ることで、ユーザーがネーミングを選べるようになっている。

上に戻る
space

 ヤンマーが3〜6条と普通型の新型コンバイン発売
LINE
  アスリートジャスティシリーズの3条刈り「AJ330」、アスリートプロシリーズの3条刈「GC338」、4条刈「GC441V」「GC447V」、5条刈「GC585」、6条刈「GC698」と普通型コンバイン「GS380・同380G」で、「AJ330」は4気筒直噴エコディーゼルエンジン、3つの処理胴であざやかな脱こく・選別を実現した新快速二重胴などを採用。「GC338」、「GC441V」、「GC447V」は、走行部や脱穀部の負荷を感知し、エンジン回転を一定に保つ自動定回転制御機能や、隅刈りの処理がきれいに行え、手刈りが少なくできる刈取クイックペダルなどを搭載。「GC585」、「GC698」はレバーから手を離さずに変速や主要操作ができるオールマイティシフトレバーなどを採用。普通型コンバインは、新脱穀部ローラーコンケーブ、スパイラルロングロータなどで、きれいで高品質な大豆の収穫をはじめ、麦やソバ、ナタネ、雑穀などの多品種穀物の収穫ができる。

上に戻る
space

 三菱農機が21年度有力販売店会議を開催
LINE
  千葉県浦安市のホテルで開催された会議では、会場正面に「提案実行!顧客へ貢献!今こそ築け信頼を!」「結束!挑戦!そして目標達成!」のスローガンを掲げ、清水社長が、今年の重点施策として、「もの作り改革の強力推進で、生産性向上と品質改善」、「国内での売上げ確保とメンテナンス事業の拡充」、「海外事業比率20%以上を目指して積極的な新市場開拓」の3点を掲げた。表彰式の後、渡邉営業本部長が営業方針を発表。21年度は
  1. だんだん(島根県の方言で重ね重ねありがとうの意)キャンペーンで顧客総訪問
  2. プロサービスコンテスト
−などの施策を実施するとした。

上に戻る
space

 ヤンマー学生論文・作文の入賞者を表彰
LINE
  第19回のヤンマー学生懸賞論文・作文の入選発表会で、論文の部大賞には澤口敬太氏(九州大学大学院修士課程1年)の「ペンはクワよりも強いか?」、作文の部金賞には吉光奈々江氏(大分県立農業大学校1年)の「心変わり」を選定、表彰した。今回は全国から論文115編、作文370編の応募があり、大賞、金賞のほか、論文の部特別優秀賞に「米粉は消費者に受け入れられるか?」(立命館大学3年・百井莉乃氏)など2点、優秀賞に「マンゴーをツールとした農業活性化への提案」(鹿児島県立農業大学校・岩田勝志氏らのグループ)など5点、佳作10点。作文の部では銀賞に「津軽平野を思い描く自分の夢」(青森県営農大学校・成田祐一氏)など5点、銅賞10点が選ばれ、表彰を受けた。

上に戻る
space

 クボタが野菜移植機「パワクロベジータ」発表
LINE
  全面マルチ対応の野菜全自動移植機で、主な特徴は、
  1. 高精度な植付を実現=全面マルチ圃場での断続土置きの凹凸をパワクロの揺動とクローラのたわみで吸収し、機体の横揺れが少なく、苗を畝の中央に精度良く移植することができる。
  2. ラクラク操作で余裕の作業が可能=サイドクラッチにブレーキを追加し、パワクロを接地したまま旋回できるようにしたため、ハンドル荷重が軽く、楽に旋回が行える。
  3. マルチに優しく確実な作業が可能=マルチカットヒーターを現行3本から4本にして発熱量を増加させることにより、夕方等の寒い時でも確実なマルチカット作業を実現。直進性に優れ、畝に対する追従性が高いため、機体がふらつかず、畝に沿ったスムーズな移植作業ができる。
−など。

上に戻る
space

 静岡製機では米粉製造のサイクロンミルを発表
LINE
  水を使わずに米粉の製粉ができる「旋回流式製粉機SM−400」、「同250」で、高速回転する2枚のインペラ(羽根)の間を米が踊りぶつかり合うことで微粉砕され、米粉パンをつくるのに最適な粒度の米粉に仕上がる。米同士が当たって粉になる機構のため、米が機械に直接接触することが少なく、機械の損傷が非常に少ない。「SM−400」の処理能力は1時間当たり30〜100kg。粉砕粒度は10〜150μm。「同−250」は4月に発売を予定しており、粉砕粒度は400と同じで、能力は1時間当たり15〜30kg。400は全県的な規模で粉を供給する施設、250は営農集団や生産法人で製造・供給する場合に適しているとしている。

上に戻る
space

 タイショーがブレンド散布機とグランドソワー発表
LINE
  トラクタ用肥料混合散布機・ブレンド散布機・アトラス「ATB−220」と、トラクタ用肥料散布機・グランドソワーの新型「DS−100MTZ」、「同−130MTZ」で、ブレンド散布機は、特殊形状の混合羽根により、投入した種類の異なる肥料を素早く混合し、自然落下方式により適正量を圃場に散布する。石灰などの粉状肥料もまんべんなく混合でき、安定した散布が行える。また、新型グランドソワーは、マウントタイプでホッパーがモーター駆動で上下する自動昇降機能を装備、肥料の投入が楽に行える。散布条件に応じて、トラクタの前部に装着するフロントタイプ、後部に装着するリアタイプ、ロータリに直装するマウントタイプがあり、いずれのタイプもロール回転数制御の散布方式で、適正な量を正確に散布する。

上に戻る
space

 ホンダがガスパワー耕うん機「ピアンタ」発表
LINE
  ピアンタFV200は家庭用カセットガス燃料により、手軽で簡単に扱える耕うん機で、車軸ローター式となっており、エンジンは「プチな」と同じGXV50を搭載。カセットボンベ1本(250g)で約1時間稼働する。「ピアンタ」はイタリア語で、植物、草木という意味。一般家庭用として普及しているカセットこんろ用のブタンガスを使用燃料とすることで、エンジン始動や燃料の充填が簡単に行え、ビギナーでもより手軽にガーデニングや家庭菜園が楽しめる。また、保管場所を汚さないキャリーボックスや移動用車輪一体型のキャリースタンドの標準装備などにより、収納や移動も簡単に行える。

上に戻る
space

 丸山製作所では新型乗用管理機「ベジキュート」発売へ
LINE
  乗用管理機BSA−400はEとSの2型式があり、愛称は「ベジキュート」。“引張る防除から乗る防除へ”をキーワードに開発したもので、パワーステアリングを装備しており、操作がしやすく、ブームの開閉、高さ調節は手動レバー式、スプリングにより操作力も軽減されている。足回りは走破性に優れた4WDと小回り性に優れた4WSを組み合わせている。そのほか、
  1. 重量変化の大きい薬剤タンクは機体のほぼ中央部におくことで理想的な前後重量バランスを確保。
  2. 有効地上高は680mmで、作物をまたぎながら作業できる。
  3. オペレータ席は人間工学に基づいた設計で、視界がよく散布状況を確認しながら作業できる。
  4. 軟弱地での作業に必要なデフロックを装備。
−などの特徴がある。

上に戻る
space

 有光工業が動噴用の静電ノズルを本格発売
LINE
   静電噴霧のできる動噴用静電ノズル「スタティカルフォグ」AES−03で、最大の特徴は、スイッチ部を含めこのクラス最軽量の1.1kgを実現したこと。構造のシンプル化とスイッチBOXを本体から分離することで、ノズル部の軽量化が図られている。噴頭部はカート式、オートランナー・オートタンクカー両用、すずらん式を含め、全機種を新型に改良し、静電に適した、より安定した細かい噴霧状態を確保した。静電帯電部はアリミツ独自の帯電リングを樹脂で覆った方式で、漏電の発生しにくい機構となっており、安心で安全な防除作業が行える。

上に戻る
space

 全農が新潟に建設したバイオエタノール製造施設でバイオ燃料生産開始
LINE
  全農では国の補助事業で新潟県にイネを原料とするバイオエタノール製造設備を建設していたが、このほど完成し、3月から県内のJA−SS19ヵ所でエタノールを3%混合したバイオ燃料を販売する。これを記念して開かれたセミナー、事業説明会、施設視察会が行われ、完成した施設などが披露された。新潟県では、県内でバイオ燃料に向く多収の北陸193号を300haで作付けし、毎年2250tの玄米から1000kLのバイオエタノールを製造。3%混合のバイオ燃料を3万3000kL販売していく。

上に戻る
space

 IHIスターがベールカッタと中型ベーララッパを発売
LINE
  稲わら、牧草ロールの細断を行う「ベールカッタ FRBCシリーズ」と、直径100cmの梱包を即座にラッピングして、優れた乳酸発酵を促進する梱包作業とラッピング作業の複合作業機「TBW2200WN 中型ベーララッパ」を改良した、「TBW2210WN 中型ベーララッパ」。ベールカッタは、切断長さが、2、4、8、14、22cmの5通りに調整でき、切断刃、受刃ともに切れ味が良く耐久性の高い特殊鋼製分割刃を採用した。トラクター仕様とモーター仕様とがある。中型ベーララッパは、通し車軸を左右独立車軸として、センター部の地上高を高くし、移動時の機体昇降機構の効果を高めたほか、ラッピングした梱包が転がらないように縦置きができる「ASP1000 縦置き装置」をオプション設定。トラクタ座上から後部でラッピングしている様子を確認できる「バックカメラ」を標準装備、高性能コントロールボックスを装備して一連の作業を全自動で行うことができる。

上に戻る
space

 IHIシバウラが米国のゴルフショーに芝刈機など出展
LINE
  アメリカの芝刈機メーカーであるExcel Industries,Inc.(エクセル インダストリーズ社)と共同で、ルイジアナ州ニューオリンズで開催された「2009ゴルフインダストリーショー」に、7インチ径リール仕様と5インチ径リール仕様の「乗用フェアウエイモア SR525」、「自走グリーンモア GM262」、「自走軽量グリーンモア G22」、「フロントモア CM36」などを出展した。また、試作機の「乗用グリーンモア」と、日本国内仕様を参考出展として「傾斜地モア SG280」も展示し、人気を集めた。

上に戻る
space


 topにモドル