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農業機械関連ニュース

平成21年2月10日発行

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 筑水キャニコムが新しい草刈りテーマ「美残刈」を提唱
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  「美残刈」は草を短く刈るばかりではなく、刈り残すべき場所では美しく草を残すこと。おおむね、刈高10cm以上が可能な機種を活用して顧客満足度の向上を目指す。放牧している牧場など、草を残したいというニーズに応え、今後対応機種を提供していく。

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 井関農機が21年度上期新商品17品目29型式を発表
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  発表したのは、トラクターがTJW107、同117のセミクローラ仕様、大排気量エンジン搭載のジアスAT310、340、低価格型ATK340、田植機が成形ポットPZP80HD、多目的PZV80HD、コンバインが汎用HC380、本格4条刈りHFG447、452、461、コンパクト5条刈りHFG561、うね内部分施用機「エコうねまぜ君」など。
 このうち、トラクターのジアスAT310(31PS)、340(34PS)は、同クラスと比較して約10%排気量をアップした1.65Lエンジンを搭載。最大トルクを12%増とし、代かき作業の高能率化を図る角速度センサーを採用している。ジアスATK340(34PS)は基本性能を充実させた中規模層向け低コスト応援機。TJW107C、117Cは、TJW107、117にセミクローラ仕様を追加したもので、芯金レスクローラを採用。振動や騒音を低減し乗り心地の良さを実現している。

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 田中産業が創業55周年記念キャンペーン
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  昨年末に新発売した米麦大量輸送袋「スターシリーズ」4商品と「ゴアテックスワークスーツ」を対象に「創業55周年感謝キャンペーン」を1月から行う。いずれかを購入した人の中から抽選で、3名に10万円の旅行券、5500名に対象商品及び「ゴアテックス腕ぬき」「ゴアテックス帽子」のうち1品を提供する。期間は1月〜9月30日までで、3月末、6月末、9月末と3回抽選を行う。

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 日農工が新年賀詞交歓会開く
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  都内・霞が関の東海大学交友会館で開かれた賀詞交歓会には各社の代表など約250名が出席。晴れやかに2009年のスタートを切った。挨拶に立った日農工の阿部会長は、昨年の農機業界の動向について11月までで出荷額が106.4%と好調に推移しているとしつつも、各社の経営は原材料価格の高騰や世界的な金融危機、景気の減速などで大変厳しい状況に置かれているとし、「そうした中、会員企業は新商品の開発や国内外の市場開拓、経営改善に向け不断の努力を尽くされている」と述べた。また、業界あげて多様なニーズを掘り起こし、魅力ある商品とサービスの提供により、新しい農業の創出に寄与することが我々の課題だと語り、一層の発展を期した。

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 タカキタが自走積込マニアを発売
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  堆肥の積み込み、運搬、散布が1台で行える乗用タイプの「自走積込マニア・SL−820」。最大の特徴は、機体の前方に装備されたバケットで堆肥をすくい上げ、荷台へ積み込む方式となっていること。5回程度の投入で0.8立方mの荷台を満杯にできる。荷台に隣接した運転席から、目で確認しながら堆肥の積載量と散布状態の操作が行え、機体の前後進とバケットの上下の動きが連動するため、複雑な操作が不要。散布方式はディスクビータ式で、完熟堆肥の均一散布に威力を発揮する。走行部はクローラを採用し、HST(無段変速)で安定した走行ができる。

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 太陽が新型の野菜袋詰め機を発売
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  発売中の「VF800」に
  1. 適応袋サイズの拡大による汎用性アップ
  2. 袋詰め具合が確認できる「練習モード」の採用
  3. 暖機運転機能の追加
などの改良を加えた。これにより、ホウレンソウ・小松菜・菊菜・チンゲン菜などの軟弱野菜の袋詰め作業を大幅にスピードアップ、1時間800袋の袋詰め作業を可能にした。さらに適応袋幅を180〜280mm(従来200〜280mm)へ、適応袋長さを280〜450m(従来280〜400mm)へそれぞれ拡大。従来機では袋サイズが合わずに作業できなかった水菜や春菊などにも使用できるようになった。また「練習モード」の採用で、スタートスイッチを押したあと作業が一時停止して、袋詰め具合が確認でき、初めて機械を使用する農家でも安心して、失敗なく袋詰め作業が行える。

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 クボタ機械グループディーラーミーティングを開催
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  クボタでは恒例のクボタ機械グループディーラーミーティングを1月15、16の両日、国立京都国際会館で開催した。今年のスローガンは「チャレンジ!元氣農業―きらめきキャンペーンとソリューション営業で、農業活性化に貢献し、シェア拡大を図ろう」「チェンジ!経営革新―変化をチャンスに、中期の総仕上げで、より強固なグループ販売体制を築こう」。新社長の益本康男氏は挨拶で、国内事業量の確保とグローバル化への取り組み、CSR経営の徹底、品質・安全の重視などを訴え、「皆様と共に人の役に立つことのできる企業を創り、クボタグループで働いていて良かった、また働きたいと思える企業にしていきたい」と抱負を述べた。

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 ササキコーポレーションが新型オフセットモアを発表
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  省力的な雑草刈りで好評を博しているフレールモアシリーズに、さらに機能充実を図ったオフセットタイプを追加したもので、γ(ガンマ)ナイフを搭載し、高い細断性を誇るKZ140と同160の2型式。γナイフは、空気を脇に切り流して風圧を抑え、浮揚角によって茎葉をカバー内で拡散することによりアタック数を増やす。これで細断作業ばかりでなく、従来機よりも縦にほぐす量を多くする、いわば解繊状態のものが多くなるため、緑肥などの腐熟を促進する効果を生み出している。また、刈取部の回転速度は、PTO1速と2速の使い分けができ、草の状況に応じて軽作業から重作業までこなすことができる。そのほか、
  1. 上下方向と横方向のダブルフローティング機構により、刈り取り部が圃場の凹凸に追従、刈り残しを防ぐ。
  2. 油圧システムによりスピーディーな水平変換はもちろん、作業角は上方90度〜水平〜下方マイナス55度の間で自在に作業ポジションを変換でき、法面作業などに幅広く対応する。
−などが特徴。

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 21年度ヰセキ全国表彰大会開く
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  特約店、スーパーセールスマン、エクセレントサービスマン、それに海外の来賓など、総勢1000名が参集し、東京・港区台場のホテルで開かれた21年度ヰセキ全国表彰大会では、蒲生社長が、今年の方針として、スピード・コミュニケーション・情報感度をキーワードに
  1. 顧客満足の向上
  2. 行動力・提案力の向上
  3. ステークホルダーとの共存・共栄
−を強調。清家専務営業本部長は、顧客満足度を高める行動、お客様との信頼関係づくりに積極的に取り組み、自給率向上に取り組んでおられる農家の皆様を応援していくと語った。

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 IHIシバウラが校庭緑化管理機械を新発売
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  校庭の芝生化など校庭緑化が進展する中、「校庭緑化管理機械 LT152」をモデルチェンジして新発売したもの。同機は、従来機と比較して計器類を見やすくするなど性能を向上させるとともに、ニーズが高まる校庭緑化の管理作業が手軽にできる。刈芝は運転席に乗ったままで捨てることができるため面倒がなく、マルチングブレードを装着することで、刈芝の細かな粉砕が可能。粉砕した刈芝は肥料として活用したり、保温に利用したりできるほか、ビニール袋に入れたり、後部の集草バッグに入れたりするにしても、細かくなるので、多くの量を収納することができる。また、低コスト化設計のため、同クラスと同等以上の性能を持ちながら既存機種を大幅に下回る価格を実現している。

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 ヤンマーがヤンマー農機を統合
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  2月21日付で事業持ち株会社のヤンマー株式会社がヤンマー農機を合併する。合併により両社の開発・製造のノウハウが共有されることによるシナジー効果が期待でき、海外向けの農業機械開発に弾みをつけ、世界の農業市場で認知されるグローバルブランドの実現を目指すとともに競争力を高めていく。収益改善面においても、これまで進めてきた国内農機販売会社の統合や管理間接部門の統合で、すでに一定の効果をあげているが、今回の合併によりさらに改善を進める、としている。

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 ヤンマー農機全国大会とヤンマー農機販売の設立披露式行う
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  ヤンマー農機では1月19日、神戸の神戸ポートピアホテルに関係者1100名を招き、ヤンマー農機全国大会とヤンマー農機販売の設立披露式を開催した。ヤンマー農機全国大会では、ヤンマーの山岡健人社長が、ヤンマー農機をヤンマーに統合することを発表し、「今後グループあげて農機事業に取り組む」と表明。阿部修司社長は合併の狙いについて「より効果的で俊敏な事業体として収益改善を図り、グローバル展開をヤンマーグループの総合力を活かし、より強力に推進することにある」と述べた。また、今年の営業提案では、「野菜作りはヤンマーだ!全国運動」を展開していくことが紹介された。

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 エム・エス・ケー農業機械がMF5400トラクターに3モデル追加
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  追加したのは、シス社製4気筒エンジン(シス44CTA)搭載のMF5470D4T3(最大出力137馬力)と、同じく4気筒エンジン(シス49CTA)搭載のMF5480D4T3(同150馬力)、パーキンス社製の6気筒エンジン(パーキンス1106D−E66TA)搭載のMF5475D4T3(同147馬力)。いずれも最新の排ガス規制である「Tier3」に対応した新型エンジンを搭載した。また、主変速が3速または4速の時には、「トランスポートブーストパワー」が発揮され、約10〜15馬力のエキストラ馬力の利用が可能で、重負荷がかかった際でもすばやく移動できる。その他、主な特徴は、
  1. ボンネットはピポット式となりフィルターやラジエータへのアクセスなど日常点検が行いやすくなった
  2. 厳しい排ガス規制に対応しながらもエンジンの持つ馬力やトルクを十分に発揮し、かつ燃費は向上した
  3. 主変速4段、副変速4段の「Dyna―4トランスミッション」を搭載、操作が容易でパワーロスが少ない
−など。

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