topにモドル 
農業機械関連ニュース

平成20年11月10日発行

space

space

 クボタがトラクター「Grandom α シリーズ」と
  「2009年クボタトラクタ誕生50年特別仕様車」を発表
LINE
  「Grandom α シリーズ」は90〜135馬力の6型式。大型トラクターに求められる、重作業をこなすパワー、作業の多様化に対する操作性、面積・圃場枚数の増加に対する機動性・作業性、メンテナンスを含めた経済性―のニーズに応えた。国産トラクターとして最大135馬力を追加している。また、フル電子制御コモンレールエンジンを搭載することで、燃料消費率の向上・低燃費を実現。これにより農家の営農コストの低減に貢献する。
 また、トラクター誕生50年記念特別仕様車は、22.5馬力から75馬力の6型式。34、65、75馬力にはパワクロ仕様を揃えた。B225Dは、小型クラスを使うユーザーで大排気量、高馬力で余裕のある作業を求める声に応え、クラス最大排気量1261cc、最高馬力22.5馬力の新エンジンD1305を搭載。L315D〜L465HDはそれぞれワンランク上の大排気量で余裕のエンジンを搭載し、力強い仕事はもちろん、それ以外にも作業に合わせて低振動・低騒音で燃費良く作業したいニーズにも対応した。MZ65Dと75Dは、プロ農家が満足できる特別装備を採用している。

上に戻る
space

 松山があぜぬり機の新「AUZシリーズ」を発売
LINE
  発売したのは、手動オフセットのAUZ300J、350J、300、350、電動オフセットのAUZ300EJ、350EJ、350LEJ。J仕様は上面削りロータリを標準装備している。主な特徴は、
  1. 新型スパイラルローラーの採用により段差とラセンで土を締め込み、あぜ上部がより硬くなり崩れにくくなる。
  2. ニュースイングディスクは、ディスク面の段差を最適化し、法面に対し上から下まで均一に力を伝え、しっかりしたあぜを成形するとともに振動が少なくなり快適な作業が行える。また、ディスクのスリップ回転により、あぜ表面を強い力で塗り込み、丈夫な土膜をつくり漏水を防ぐ。
−など。

上に戻る
space

 エムエスケー農業機械のソイルルースナーが好評
LINE
  発売している機種は、作業幅3mのDC301と、4mのDC401。同機は、10cmから35cmの間で深さ調整でき、たとえば麦の刈り株除去後に土壌をほぐしたり、最少耕うんに使用したり、硬盤層をほぐしたりできる。また、パワーハローやロータリーハローと一緒に使うことで、土壌をほぐす、播種床形成といった複数の作業を1行程で行える。主に北海道の畑作地帯の大規模農家に導入されているが、ミニマムティレッジへの関心の高まりから徐々に実績が上がっているという。

上に戻る
space

 井関農機が子ども図画コンクールの結果を発表
LINE
  昨年10月から展開している「はつらつ農業応援」キャンペーンの一環として、この6月から8月まで募集した「さなえ全国子ども図画コンクール」の結果を発表したもの。今回は約1100点に及ぶ応募があり、全国最優秀賞は愛媛県松前町の本多妙江(たえ)さん(松前町立北伊予小学校6年、作品名「田植えファミリー」)が受賞した。全国優秀賞は佐藤琴美さん(青森、小6)ら5名、全国特別賞は滝吉萌さん(青森、小2)ら10名。

上に戻る
space

 株式会社やまびこの体制決まる
LINE
  共立と新ダイワ工業の共同株式移転により12月1日に設立を予定している新会社「株式会社やまびこ」の組織、役員体制が発表された。やまびこの代表取締役会長には浅本泰氏(新ダイワ工業社長)、代表取締役社長には北爪靖彦氏(共立社長)が就任する。これに伴い、共立の新社長には永尾慶昭氏(共立取締役)が就任する。やまびこの組織体制は、株主総会、取締役会、代表取締役会長、代表取締役社長、監査役・監査役会、経営戦略会議のほか、内部監査部、経営企画部、経理部、総務部で構成する。

上に戻る
space

 丸山製作所が新型刈払機を発表
LINE
  MBシリーズ9型式と、新ブランド「元気印商品」のGKBシリーズ8型式。MBシリーズは、新開発のダンパー式防振とハンドル防振を組み合わせたハイブリッド防振採用のMB247V、267X、クラッチ一体型防振とハンドル防振を組み合わせたハイブリッド防振採用の227Vがあり、低振動で作業者に優しい機構となっている。GKBシリーズは、基本性能をしっかり発揮しつつ安価という「元気印商品」のコンセプトを踏まえ、社内努力の成果として希望小売価格の低価格化を実現。さらに業界最軽量化(同社)を達成した。

上に戻る
space

 サタケの小型製粉機が北海道で活躍
LINE
  北海道・深川市の農家・溝口公彦(61歳)さんは、今年9月にサタケ製小型製粉機を導入し米粉の生産を始めた。深川産の米を製粉し地元のパン屋や菓子店と取引したい考えだ。溝口さんが導入したサタケの小型製粉機(型式=SRG10A)は、米を1時間に10kg製粉でき、製粉された米粉の平均粒径は90ミクロンで米粉パンを作ることができる。製粉方式はロール粉砕方式(粗粉砕部)とピルミン方式(高速粉砕部)の2段階方式。2段階方式を採用することで製粉時の米粉の損傷を低減している。

上に戻る
space

 筑水キャニコムがブランドワールドミーティング開催
LINE
  世界20ヵ国から25社、50名が出席、キャニコムブランドの充実と拡大に向けた取り組みを話し合った。今後は4年ごとに本社で、2年ごとに各国ごとに会議を開催する予定で、次回は2010年にスウェーデンで開催する。会議では、会議の趣旨説明と各国参加企業の紹介、キャニコムパートーナーへの認定書贈呈などのほか、各国販売会社同士の情報交換を行った。また、製品分野別に現有商品および開発中のコンセプト商品について紹介と試乗を実施した。

上に戻る
space

 ホンダ・インバーター発電機がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞
LINE
  受賞したのは正弦波インバーター搭載発電機シリーズの2008年モデルまで。同賞は「長く支持され愛用されているデザインを評価するもの」で、今回は19の商品が受賞した。正弦波インバーター搭載発電機シリーズは、片手で持てるポータブルタイプのEU9i、EU16i、緊急時に現場に持ち運びできる移動型のEU24i、EU28iなど9モデルがある。

上に戻る
space

 日農工が金沢で地方大会開く
LINE
  席上、部会長から20年、21年の機種別需要動向が発表された。20年の台数ベースの出荷見通しでは、前年を上回るのは管理機、防除機、精米機の3機種、前年並みは田植機、作業機、籾すり機、乾燥機の4機種となった。21年の予測は、管理機と精米機が前年増とされ、前年並みが防除機、刈払機、作業機、籾すり機、米選機。

上に戻る
space

 オーレックが創業60周年式典を開催
LINE
  久留米市内のホテルで開かれた式典には関係者420名が出席。同社の発展を祝した。また式典に先立ち、完工した広川中核工業団地の本社工場見学会がもたれ、最新鋭設備を導入した製造ラインが披露された。式典では、同社の多彩な商品群がビデオ放映され、今村隆起会長が歴史を振り返り感謝の言葉を述べた。また、今村健二社長は「今後も農業と農業機械にしっかり軸足を据えながら、周辺の新規事業にも力を入れ、次の70周年へ向け飛躍を図っていきたい」と力強く述べた。

上に戻る
space

 ササキコーポレーションが新型にんにくハーベスタを発表
LINE
  発表したのは「にんにくハーベスタHN402C」。来年5月から出荷の予定。これまでの機種で難点とされていた部分を今回のモデルチェンジで解決した。マルチフィルムを剥がさずにそのままの状態で4条を一気に茎ごと抜き取り、1工程で収納コンテナに搬送する。多少の降雨でも作業でき、適期収穫を逃さない。主な特徴は、
  1. にんにくの茎葉をベルトで確実に挟み込み、そのまま垂直に引き抜くので傷をつけずに収穫できる。
  2. 土落とし機構を装備、にんにくのヒゲ根に付着している土を落とすことができる。
  3. 収納コンテナの手前で茎葉下部から切断、球根だけをコンテナに収納できる。
  4. 茎葉は左右いずれでも畝の外側に排出。
−など。

上に戻る
space

 食料自給率向上の国民運動「FOOD ACTION NIPPON」スタート
LINE
  推進組織となる食料自給率向上推進委員会の第1回会合が開催され、座長に小泉武夫氏(東京農業大学教授)が就任、国民の食料自給率に対する認識をさらに高めていく。委員会は運動の考え方や展開についての方針を協議決定し、この下に食料自給率向上協議部会、国民広報部会、ポイント制度・顕彰部会―を設置、クラブ会員を募り、広く運動を展開する。また、本部には、推進パートナー、応援団を設置。パートナーには食品関連をはじめとした企業・団体に参加してもらい、国民運動をサポートする。著名人、芸能人、アスリートに応援団になってもらい、一層の運動推進を図る。

上に戻る
space


 topにモドル