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農業機械関連ニュース

平成20年4月10日発行

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  全農機商連が通常総会
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  全農機商連(田中直行会長)は通常総会で20年度の事業計画、定款の変更、理事・監事の補充選任などの一連の議案を審議。可決した。このうち、20年度事業では、農政の展開方向に関する情報交流会の開催、3つの委員会による活動の強化、共同購買の積極的な推進、整備事業の強化、ホームページやメールマガジンによる情報提供などを行う。農作業安全対策にも力を入れ、チェックシートを作成し農家に点検を呼びかける。また、理事・監事の補充選任では、新たに員外監事として佐藤卓氏が就任。前監事の西山忠彦氏が理事となった。

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  ホンダがプロ農家向け1輪管理機発売
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  新発売したのは、プロ農家向けの1輪管理機「FR316」(連続定格出力2.1kW=2.9PS)と「FR716」(同3.7kW=5.0PS)の2機種3タイプ。畑作での様々な管理作業を、楽に安心して精度よく行うことができる。同機には、同社がプロ農家向け汎用管理機に初めて、握ると動き放すと作業が停止する新クラッチレバーを採用し、作業時の安心感と操作性を高めている。また、中耕・培土作業をはじめ、プロ農家の畑作管理に必要な土揚げや溝掘り、ベッドづくりといった各種作業に合わせた豊富な推奨作業機(別売アタッチメント)も設定している。

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  オーレックが乗用草刈機の新型投入
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  刈取性能と登坂力を向上させ低燃費化した乗用草刈機ラビットモアーRM980、そして自動回避システムの進化版を装備したRM98Sで、ともに21馬力、刈幅は975mm。RM980は、後輪に新大型タイヤを採用して登坂力を大幅に向上させ、悪条件の圃場でも安定した駆動力を発揮する。刈取デッキは引き続き高張力鋼を採用し、同機から右カバーの形状見直しにより刈取性能を大幅に向上させて、低燃費化も実現した。RM980に、自動回避システム・スマートの進化版を装備したのがRM98Sとなっている。

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  エム・エス・ケー農業機械がMFM展を開き、新製品発表
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  東日本支社で開催された第34回MFM大展示会には、トラクター・FENDT718、同716、同415、同412、同310(参考出品)をはじめ、MF7400、同6400、同5400、同4400、同3600シリーズなどを出品。なかでも、MF3600シリーズ4モデルは期待のシリーズ。機敏・パワフル・多用途トラクターを標榜し、
  1. 強固で伝達ロスの少ないドライブライン
  2. シス社製水冷式3気筒ディーゼルターボエンジン搭載。MF3645シリーズにはインタークーラー標準装備
  3. 55度のステアリング角
 などの特徴がある。
 そのほか牧草作業機、土耕機、多目的廃水処理用固液分離機なども出品した。

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  サタケが新潟のバイオマスエタノールプラントに設備導入
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  新潟県内で工事が始まったJA全農・イネ原料バイオエタノール製造プラントに、エタノール製造の前処理である籾すり・石抜き・精米等の各設備と糖化や蒸留などのエタノール製造工程に蒸気を供給するためのボイラ設備などを納入する。ボイラ設備は前処理工程で発生する籾殻等を活用するもので、バイオマスガス化炉で籾殻から可燃ガスを取り出しボイラに供給、熱源とするもの。同社が同プラントに供給する主要設備は、籾摺選別機(1台)、石抜機(2台)、精米機(1台)、計量機(1台)、バイオマスガス化炉(1基)など。

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  スター農機が社名変更、「エコアップ」全国キャンペーン
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  スター農機は4月1日付で、「株式会社IHIスター」に社名変更した。  また、同社は今年、「進めようEco(エコ)農業・大地パワーUP(アップ)キャンペーン」と銘打ち全国キャンペーンを展開し、年末までの間に新商品及び関連作業機をアピールしていく。その一環として、「有機肥料散布機 MYBシリーズ」に、ホッパ容量200Lと300Lのスピンナータイプを、400Lタイプに追加して発売した。同キャンペーンは、「Eco(エコ)」には「環境保全と経済性」という2つの意味を兼ね備え、有機肥料の還元は大地の活力向上に結びつくことから、合わせて名称としたもの。

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  ササキコーポレーションが新型フレールモア3型式を発表
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  このほど発表したのは、新シリーズのフレールモア「KM122・142・162」の3型式(基本)。今回の新製品は、新開発のツインハンマーナイフ「γ(ガンマ)ナイフ」を採用しており、損傷が少なく刈幅が同社従来機よりも15%広いなどの特徴を持つ。繁茂した大型緑肥作物でもすっきりと細断処理、高能率に雑草や前作残渣などの土壌還元を図る。適応トラクターは11馬力から35馬力。「γナイフ」は、縦に2分割したスイング式のナイフで、障害物に対しては半分の衝撃吸収で済むことから、損傷が少なく耐久性に優れる。

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  齋藤農機製作所が苗箱洗浄機の新型を発売
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  苗箱洗浄機の新型「SW−400型」は、4本のロールブラシ(上2本、下2本)とサイドディスクブラシに、2種類の毛(ストレートとウェーブ)と3種類の線径を採用した独自のブラシを装備。苗箱の4面の箇所にそれぞれ最適なブラシを採用することにより、極めて高い洗浄精度を実現するとともに、連続自動式で1時間400箱の洗浄が行える高性能機。営農集団から個人向けにも対応できる、プロ仕様の洗浄機となっている。

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  農林水産省がコスト縮減検証委員会開く
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  3月に開催された第7回食料供給コスト縮減検証委員会では、アクションプランの実施状況が報告された。このなかで、全農の低コスト支援農機の進捗状況は、19年12月末現在で45%と順調に進んでいることや、中古農機のインターネットによる情報提供など情報共有化に取り組むJAが20年1月末で456カ所と19年度の目標を達成していることが報告された。
 農業機械に関する取り組み状況としてはまた、日農工による低コスト支援農機の供給体制は、230型式から240型式(19年度末見込み)に拡大。うち大型機種は68型式から80型式(19年12月末)に拡大している。
 機能・装備を絞り込み、従来機よりも2割程度安価なJAグループ独自型式は、コンバイン、スピードスプレヤー、トラクターで5機種を設定し販売している。

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  イネ発酵TMRの有効性を三重県科学技術振興センターが実証
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  三重県科学技術振興センター畜産研究部はタカキタの「細断型ロールベーラとラッピングマシーンの機械体系」を使って、「配合飼料+粗飼料+食品製造副産物」を混ぜ合わせて梱包、ラッピングする「発酵TMR作り」に取り組んだ。飼料イネを主体とした発酵TMRは、6年間にわたる試験研究で、乳牛用飼料として栄養価や貯蔵性、開封後の変敗抑制等において、極めて有用であることを明らかにした。研究に当たった山本主任研究員は、「イネとチモシーを比べても乳生産量、栄養価で変わらない。自給飼料を使って牛が飼えることが実証された。また自給粗飼料や食品製造副産物がこれにより使いやすくなる」と、その意義を語っている。

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  共立が新型エンジン搭載の背負式ブロワーを開発
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 2011年国内排出ガス自主規制値を大幅にクリアした新型エンジン搭載の「背負式ブロワーPB500」(排気量=50.8mL)を開発、最大マーケットである米国向けに発売する。今秋には国内市場向けにも投入し緑化管理市場への浸透を図っていく。新型エンジンは新しい層状排気エンジンで米国および欧州の排出ガス規制値はもちろん、2011年に予定されている国内排出ガス自主規制値をも大きくクリアする独自の新技術Air Infusion Vorex(AIV:エアー・インフュージョン・ボルテックス)で、従来からある小型ETEエンジン技術に新技術を加味して中・大型エンジンの排出ガス低減を図っている。

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  太陽のECOボイラーが第7回高知エコ産業大賞を受賞
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  「ECO(エコ)ボイラー」は廃食油を燃料として再利用できる。食品企業などから出る菜種油や大豆油など廃食油を100%完全燃焼できるボイラー。同製品を導入することで食品会社では、廃食油の処理費用が節約できるうえ、燃料コストの大幅な削減につながる。
 高知エコ産業大賞は高知エコデザイン協議会が県内企業などを対象に、優れた省エネ技術や環境に配慮した製品・サービスを顕彰、普及を目指すもので、この大賞に選ばれた。

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  みのる産業が追肥機・ANシリーズを新発売
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  「みのる追肥機・ANシリーズ」はこまめな追肥作業が簡単にできる。条まきとバラまきの両方が行える「AN−1T」と2条条まきの「AN−2」があり、2個のタンクを装備した「AN−3」も近日発売の予定。重いタンクや袋を背負うことなく押すだけで作物に合わせた設定散布が行え、追肥回数の多い作物に最適。粒状の化学肥料のほか、有機肥料の散布も行える。シリーズ共通の特徴は、
  1. 正確な施肥量の設定で計画的な散布が行える
  2. 回数の多い追肥作業がキメ細かく簡単にできる
  3. 追肥作業の多い野菜等に最適
  4. タンクは樹脂製で錆の心配がない
−など。

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