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農業機械関連ニュース

平成20年3月7日発行

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  静岡製機が新型乾燥機「ドライゴン」発売
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  今回発表した「ドライゴン」は、遠赤タイプ「SAC―Eシリーズ」6型式及と熱風タイプ「SAC―Gシリーズ」6型式。
  1. 高い信頼性を実現したハイパワー乾燥部機能
  2. 使い易さと作業性を向上(ユニバーサルデザイン)
  3. 環境に配慮(省電力・低燃費)
 の3大基本コンセプトの基に開発。有効乾燥部の容積を従来機に比べ25%アップ(45〜65石)した大型化により、燃焼効率、乾燥性能を大幅に向上。また、ユーザーの要望に応え、標準乾燥・食味乾燥・静かな乾燥(遠赤)・お急ぎ乾燥の4つの乾燥モードが選択できる。ユニバーサルデザインの採用により、より使い易い作業性を実現。本体高さも同クラスの従来機に比べ、すべての型式で背が低い設計となっている。環境への配慮としては、静音バーナーと斜流ファン(Gシリーズ)、遠赤放射体と斜流ファン(Eシリーズ)により、夜間の運転でも心配のない静音を実現している。

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  オーレックが自走2面あぜ草刈機を発売
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  後進機能を追加した自走2面あぜ草刈機の「ウイングモアーWM726TL」と「スーパーウイングモアーWM1207TL」の2型式。WM726TLは刈り幅690mm、同1207TLは1020mm。バック走行機能が追加されたことで車への積み降ろし作業も容易になった。また、狭い場所でも、後進移動ができるため、旋回等を含め作業は大幅に効率化される。2面刈りで畦の上面と法面の草を同時に刈り取ることができ、法面のローターは畦形状に合わせてウイング機構により0〜60度の範囲内で角度を調整できる。

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  三菱農機が20年度有力販売店会議開く
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  「目指せ顧客満足!競い変革!共に挑戦!」「皆で築こう信頼を!固い絆で目標達成!」のスローガンを掲げて開かれた会議では「改革2年目、正念場の年」(清水社長)とする20年商戦に向け連続勝利を誓い合った。挨拶に立った清水社長は、「国内外とも事業環境は厳しいものの、生き残りを賭けこの難局を乗り越えなければならない」と力説、経営健全化策として掲げた改革の4本柱(1.販売体制の再編と効率化、2.内製力の強化、3.商品戦略の再構築、4.伸長分野への重点注力)を、「自ら先頭に立ち加速させる」と決意を表明。また、渡邉営業本部長は、基本方針として「お客様との絆強化」と「エリアマーケット」の展開を掲げ、「総訪問活動の着実な積み重ねが、厳しい状況に打ち勝つ唯一の手段」と訴えた。

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  ササキコーポレーションが「マックスハロー」を拡充
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  追加した新MVシリーズは、作業幅2.0、2.2、2.4mが用意され、基本型式はMV200TL、同220TL、同240TL。適応トラクターは17〜30馬力。高速代かき機マックスハローに搭載している一体型の可変式ロングレーキを装備し、砕土性、すきこみ性、均平性などの基本的能力はいずれも高い水準にある。主な特徴は、
  1. 一体型の可変式ロングレーキ装備で、土の抵抗に合わせてレーキが動くため稲株などの引きずりがなく、きれいに確実に埋め込む
  2. サイドウエーブガードで泥の横漏れを防ぐ
  3. ウエーブサイドレベラーにより、わきの泥を内側に戻すため均平性がより向上する
  4. レベラー調圧機構で土質に合わせてレベラー圧を調整でき、均平性に優れる
 ―など。

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  第18回ヤンマー学生懸賞論文・作文の入賞者決まる
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  第18回ヤンマー学生懸賞論文・作文は、「いま日本の農業がおもしろい その変化と対応 パートU―新しい世紀の食・農・くらし―」をテーマに実施され、論文89、作文455の応募があった。ヤンマー農機が実施した発表会ではこの中から、論文18編、作文16編の入選作品が発表された。論文の部の大賞は澤みのりさん(福岡大学商学部4年生)、作文の部金賞は甲斐いつみさん(大分県立農業大学校農学部1年生)が栄誉に輝いた。

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  サタケが20年度の調製機新製品を発表
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  発表したのは、乾燥機(遠赤外線乾燥機「ソラーナ・グランド」、熱風式乾燥機「ソラーナ・エコ」)、籾摺機(ネオライスマスター)、選別計量機(ネオグレードパッカー)、石抜機(とるストーン)。乾燥機はシリーズをすべて「ソラーナ」に統一。遠赤外線乾燥機「ソラーナ・グランド」(12型式)、熱風式乾燥機「ソラーナ・エコ」(16型式)を発売した。同シリーズの共通は、操作盤に大型蛍光管表示「文字ナビ」を搭載。大きく、明るく、日本語の蛍光文字で各設定や運転状態が表示されるため、高齢者でも簡単に操作できる、30石以上には新開発の籾粗選機「トップセパレータ」をオプション設定しており、乾燥中に穀物に混入した石や木片、稲コウジなどを除去し、乾燥機や後工程でのトラブルを防ぐ―など。
 籾摺機「ネオライスマスター」シリーズは4インチ以上の機種に未熟米リターン装置、選別板蛍光灯、異物除去装置を標準装備(機種により装備は異なる)。選別計量機「ネオグレードパッカー」は、インバータにより選別率を任意に変更できる選別計量機NPA32Vに、姉妹機として6インチ籾摺機に直結可能な45俵/時タイプのNPA45Vを追加した。

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  有機物資源のバイオ燃料利用を促進する法律を上程
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  農林水産省は今国会に「農林漁業有機物資源のバイオ燃料の原材料としての利用の促進に関する法律案」を提出した。農林漁業有機物資源をバイオ燃料の原材料として利用することを促進するため、原材料生産者と燃料製造業者が連携した取り組みに関する計画及び研究開発に関する計画に係る制度を創設するとともに、これらの計画の実施者に対して農業改良資金の償還期間の延長等の支援措置を講ずるもの。支援措置としては、農業改良資金の特例、種苗法の特例―などがあり、農業改良資金では償還期間を10年以内から12年以内に延長する。種苗法では、出願料・登録料の減免を行う。

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  本田技研工業がロータリー耕うん機2型式を発売
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  リアロータリー式耕うん機「ラッキーFU655」(連続定格出力3.9PS)と「ラッキーFU755」(同5.0PS)の2型式で、耐久性と環境性能に優れたOHV4ストローク汎用エンジン「GX」を搭載し、高齢者、婦女子に優しいセルフスタータ付きタイプも設定した(FU755LS)。従来モデルから好評だった耕うん性能はそのままに、ハンドルを握ったままクラッチ操作が行える新形状ハンドル&クラッチレバーの採用などにより、発進、作業、旋回時の操作性を高めたほか、駐車ブレーキの標準装備、新設計のリアマッドガードを採用。生研センターによる安全鑑定を取得している。

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  筑水キャニコムが創業60周年で式典
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  この1月で創業60周年を迎えたことから、2月1日、社内で記念式典を開催した。この席上、挨拶した包行社長は、「60年もの歴史を積み重ねることができたのは、国内外一流の農機販売店に恵まれたこと、そして共同開発から確かな商品となるまで、当社、販売店、エンドユーザーがお互い切磋琢磨したことが大きな要因であった」と述べ、謝意を表した。

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  農林水産省が生産コスト縮減戦略で「現場のヒント」をまとめる
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  「品目別生産コスト縮減戦略〜生産現場の取組のヒント」では、水田作(水稲、麦、大豆)、畑作(てん菜、ばれいしょ、麦、大豆)、地域特産(茶)、露地野菜(キャベツ)、施設野菜(トマト)、果樹(りんご、みかん)について、生産コストの現状、生産コスト縮減の取り組み事例、優良農家の事例などをまとめている。併せて、これらを現場で使えるよう1枚で取り組みを整理した「品目別生産コスト縮減取組チェックシート」を作成した。

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  ヤンマー農機が「ヤンマーグリーンシステム株式会社」設立
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  現在、ヤンマー農機が行っている施設事業を別会社とすることで今後の拡大を図る。主な事業内容は、農業用プラントの設計・施工・アフターサービス、土木建築工事の請負、設計・監理の請負、これらに関連する単品商品、建築資材等の販売。同社では、これについて「ヤンマーグループでは平成14年より事業構造の改革に着手し、マーケットに直結した製造・販売・開発一体の自己完結体制の構築を各事業において進めてきた。今回の新会社設立も、農業施設及び環境施設事業再構築の一環として、国内市場における迅速な意思決定とスピーディな対応を図ることで、お客様からより一層の信頼と満足を得ることを狙いとしている」としている。

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  共立が21ccクラスで最軽量の刈払機新発売
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  新発売したのはSRE2101シリーズの3型式(2グリップ・ループハンドル・Uハンドル)で、先進技術を結集して軽量化を図り、このクラス最軽量の3.2kg(2グリップ)を実現した。トータル重量を軽量化するとともに、刈刃部分とエンジン部分の重量配分を追求し、最適なバランス設計となっており、作業疲労も軽減する。また、高齢者や女性でも安心して作業できるよう、専用のナイロンコードカッター(DS―3)が使用できる。始動はリコイルロープの引き力を大幅に軽減したコイルダンパー・?スタートを採用した。

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  タイショーがバッテリー式苗箱回収装置を開発
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  バッテリー式苗箱回収機・ベルトス「BQ―1型」は、同社独自の開発によるネオスポンジ製の特殊ローラーにより、苗箱を1枚1枚スムーズに回収する。敷いてあるビニールを下部で押さえながら苗箱を回収するため、ビニールの巻き込みも心配ない。屈むことなく、立ったままの姿勢で、1時間当たり700枚(連続作業時)の苗箱を楽に回収することができる。自動停止スイッチ付きで、1人でも作業が可能。これにより、大量に苗を仕立てる、育苗センター・大規模農家などの苗箱回収作業が大幅に軽減される。バッテリー式のため排ガスもなく、クリーンな環境で作業が行える。

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