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農業機械関連ニュース

平成20年2月8日発行

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  スター農機の新社長に北川良司氏、細断型ベーララッパ発表
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  北川氏は12月26日付で代表取締役社長に就任した。昭和20年8月20日生まれ。昭和44年に東京経済大学経済学部を卒業。同年4月に石川島芝浦機械入社。平成13年取締役事業管理室長などを経て19年3月からスター農機常務取締役を務めていた。
 また、このほど発表した「細断型ベーララッパ TSW2000」は、デントコーンなどの細断物を梱包からラッピングまで全自動で行う定置式の作業機。容量4.5立方mのホッパ部で荷受けし、供給コンベヤで細断物を成形部に供給。続いて成形部でロールベールを成形する。成形したロールベールをラッピング部に搬送しラッピング。成形室からこぼれた細断物は搬送コンベヤ部で戻し供給コンベアに送り込むようになっており、こぼれがなく、堅く締まったベールを成形できる。

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  三菱農機がハーフクローラトラクタ、3条・4条刈りコンバインなど
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  20年上期の新商品として発表した。ハーフクローラトラクタ「GOKシリーズ」は30、34馬力の2型式。同「GVKシリーズ」は65〜95馬力の5型式。コンバインは3条刈りVSシリーズと4条刈りVYシリーズ。
 GOKシリーズは、平成19年国土交通省排ガス規制対応の大排気量4気筒ディーゼルエンジンを搭載。余裕の排気量で作業効率がアップする。また、接地面積が広く、接地圧が低いので湿田でも快適。横滑りが少なく、高い精度の作業ができる。GVKシリーズは、新クローラサスペンションを採用し、高い走行安定性とグリップ力を発揮する。コンバインは、コンパクトな車体に大排気量エンジンを搭載し、刈取・脱穀の高能率化、選別の高精度化、ユニバーサルデザインによる操作性の向上を図っている。

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  クボタがディーラーミーティングを開催し、新製品発表
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  「拡げよう元氣農業」「速めよう経営改革」のスローガンを掲げて開かれた第61回クボタ機械ディーラーミーティングでは、2日目に製品展示が行われ、「先進・基盤技術で更なる進化」と「クボタ流・熱血ブランド商品」をテーマに、5・6条刈りコンバイン「エアロスター・ダイナマックス」、2条全面刈りの「エアロスター・ラクティー」、管理機「スーパーベジマスター」などが発表された。
 このうち、コンバイン「エアロスター・ダイナマックス」は、高速刈取作業、低燃費・クリーンな排気ガスのコモンレールエンジンにより高出力・高トルクを実現。高速刈取作業に対応した「ダイナマックススレッシャー後方増速ロングこぎ胴」で高精度な脱穀を行う。

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  筑水キャニコムが東日本パーツセンターを移転、研修ルームも設置
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  埼玉・東日本パーツセンターは総敷地面積1600坪、床面積520坪。国道254号線(川越街道)沿いで、関越自動車道本庄児玉ICから15分と好立地にある。即納率100%を目指してアイテム数の充実を図ったほか、商品研修ルームの設置も行い、今までにない営業センターを打ち出している。

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  井関農機が平成20年度ヰセキ全国表彰大会を開催
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  大会には総勢900名が参集。席上、蒲生社長は、今年の方針として
  1. 顧客満足の向上
  2. 商品競争力の向上
  3. コンプライアンスの徹底
— を強調。顧客満足の向上については「需要家に喜ばれる製品を」という原点に立ち返り、今後とも商品競争力のある商品を供給し、更なるお客様サービスの向上に注力していくと述べ、これからも「農業、農機に基軸を据えて前進し続け、ヰセキブランドを発展させる」と力強く語った。

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  本田技研工業が埼玉県に災害用・投光機付き発電機を寄贈
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  社会活動の一環として、首都圏大規模災害に備え、埼玉県へ投光機付き発電機16台を寄贈した。同県への災害備蓄機材の寄贈は、昨年3月に続き今回が2回目で、今回寄贈した投光機付き発電機は、埼玉県の南西部地域の災害活動を行う「新座防災基地」および、北部地域の災害活動を行う「熊谷防災基地」へ配備される予定。贈呈式は1月21日、埼玉県庁で行われ、上田清司埼玉県知事、ホンダ側から吉見幹雄専務らが出席した。

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  ヤンマー農機が全国大会を開き新製品展示
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  「農が変わる 農が応える 今 未来への布石を」との大会スローガンの下、開かれた20年ヤンマー農機全国大会では、ヤンマー創業100周年、ヤンマー農機50周年に向け、新たな目標を掲げ、決意を固めた。展示場では新製品を含む70型式もの最新鋭機を披露。中型フルクローラトラクタ「CT200シリーズ」や、全面5条刈りコンバイン「AG570」、多目的田植機「VP60」、「同80」、ミニ耕うん機「QT30」などに関心が寄せられた。
 このうち、中型フルクローラトラクタ「CT200シリーズ」は、環境に優しい新型直噴ディーゼルエンジンを搭載、優れた駆動力を発揮する“三角フルクローラ”などにより、湿田でも機動力の高い作業が行える。また、乗用車感覚で軽快に運転・作業ができる“丸ハンドルFDS”、低騒音・低振動を追求、完全フローティング「静音キャビン」(Q仕様) — などが特徴。

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  19年の日農工・部会統計で、農機集荷は前年比94%
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  日農工が各部会の生産、出荷額等を集計した結果によると、19年1〜12月の生産額は4592億2300万円、前年比92.8%、出荷額は4836億6600万円、同93.9%となった。出荷のうち、国内は2962億6300万円、前年比88.6%と2ケタ台の落ち込みで、3000億円を割り込んだ。輸出向けは1874億300万円、同103.6%で、前年増を確保した。国内向けは、構造的な農家戸数の減少や、新農政による買い控え、米価下落などによる購買意欲の低下が要因とみられる。

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  ササキコーポレーションが高速代かき機「マックスハロー」拡充
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  追加したMVシリーズは、価格低迷などから厳しい状況にある国内稲作界に対して、「勝利をつかみ取るよう願いを込めて」(同社)ビクトリーの頭文字Vを型式名に入れ込み、高速代かき機「マックス・V」として普及拡大を図る。適応トラクタは17〜30馬力。主な特徴は、
  1. 一体型の可変式ロングレーキ装備で、土の抵抗に合わせてレーキが動くため稲株などの引きずりがなく、きれいに確実に埋め込む
  2. サイドウエーブガードで泥の横漏れを防ぐ
  3. ウエーブサイドレベラーにより、わきの泥を内側に戻すため均平性がより向上する
— など。

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