生研センターと新農機が「いも類の収穫前茎葉処理機」を公開
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次世代緊プロ事業で開発したもので、収穫前の馬鈴薯の茎葉を引き抜くとともに細断作業を行う2畝用の作業機。自走式とトラクター装着式の2つのタイプがある。茎葉の引き起こし部や引き抜き部、さらには細断部から構成される茎葉処理機構を備えており、また、いもの露出を抑制するための畝押さえ部も装備した。
生研センターによると、同機の導入効果として、
- 薬剤に頼らない茎葉処理が可能
- 適期に速やかな処理効果が得られ、品質向上に貢献
- 表皮の硬化が促進され、収穫時の皮剥け抑制効果に寄与する
- 葉を引き抜くとともに細断作業を行うことで、収穫時には茎葉などの夾雑部がなくなり、作業能率が向上
――などが期待できるとしている。
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