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農業機械関連ニュース

平成17年8月11日発行





  施設園芸協会が欧州視察参加者を募集
  この秋、オランダ・アムステルダムで行われる施設園芸展「インターナショナル・ホリティフェア」や、オランダの温室メーカー、ドイツ・ハノーバーで行われる農業機械展示会「アグリテクニカ」を視察する。参加費は45万円。申し込み締め切りは8月31日。問い合わせは同協会。電話=03・3667・1631

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  石川島芝浦機械の合弁会社PSEL社の英国女王賞受賞で記念レセプション
  石川島芝浦機械とパーキンス社の合弁会社である英国のPSEL社が「クイーンズ・アウォード」を受賞したことを記念して、日本の英国大使館がプレス説明会と受賞記念レセプションを開催した。英国大使のグレアム・フライ氏がその栄誉を称え、石川島芝浦機械の笹井社長に賞状を手渡した。笹井社長は「栄誉ある賞を受け、社員一同ありがたく思っている。今後もPSEL社と連携を密にしてイギリス経済の更なる発展に努めたい」と喜びを語った。

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  金子農機で横がけ8層式乾燥機20万台突破記念キャンペーン第2弾
  今年1月からの第1弾に続き、7月1日から10月31日まで展開する。乾燥機購入者全員にオリジナルキャップをプレゼント、抽選で液晶カラーテレビが50台贈呈されるほか、アンケート回答者に素敵な記念品を贈る。横がけ8層式乾燥機は昭和58年から製造・販売を開始、高水分でもムラなく乾燥でき、なおかつ流動性に優れた丈夫な乾燥機として市場で大きな評価と信頼を受け、現在の「レボリューションエイト」にその良さが受け継がれている。

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  サタケが選別計量機など調製機4機5型式を発売
  新製品は、インバータ搭載の自動選別計量機ネオグレードパッカー「NPV32V」、6インチ業務用籾すり機ネオライスマスター「NPS6000」、小型色選ユニット「GSK10C」、フレコン計量ユニット「SFK1000S」の4機種5型式。ネオグレードパッカーは、籾すり機から供給される玄米の流量の変化を自動検知し、それぞれの流量に合わせた最適な選別ができるようスパイラルの回転数を制御する。ネオライスマスターは、小規模ライスセンターに最適の機種で、従来機より処理能力が約10%向上している。

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  新農機と生研センターが宮城で日本型水稲精密農業の実証試験現地検討会開く
  宮城県の三本木町で行われた現地検討会では、緊プロ開発機である、乗用管理機と散粒機の追肥作業、作業ナビゲーターによる水田ビークル・粒状物散布機の追肥作業を公開した。追肥用可変施肥装置は、施肥量をメッシュごとの情報により制御できる。開発には井関農機、東製作所、ヤンマー農機が参画している。作業ナビゲーターと連動させることによって、前もって作成した施肥マップに応じて自動的に可変量施肥を行うこともできる。

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  タイショーがグランドソワー3型式を発売
  肥料散布機・グランドソワーの新型「PSシリーズ」で、錆びに強いステンレス・SUS304を使用したほか、新たにハンドルを軽く回すだけで機体を上下することができるスタンドジャッキ方式を採用、トラクターとの着脱が1人で行える。トラクターの前に装着し、散布幅は1.4〜2mで、バッテリー電源のモーター駆動により粒状・粉状・微粒状・有機ペレットなど幅広い肥料が効率よく散布できる。オートスライドシャッター機構の採用で、トラクターに乗ったまま。手元スイッチで肥料の繰り出し・停止ができ、特殊形状ゴムローターの回転により均一な散布ができる。

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  太陽が管理機用防根透水シート埋設機を開発
  高知県農業技術センター、ヤンマー農機と共同開発したもので、トマトやメロンで行われている簡易隔離栽培で用いられる防根透水シートを埋設していく作業機。管理機に溝成型器、シート保持器、ガイドシャフト、スポンジタイヤ、覆土ディスクを装着し、作溝、肩部分の整地、シート配置、シート固定の4行程を一度にできる。従来3〜4人がかりだった埋設作業を1人で行え、作業時間も約4分の1に短縮する。

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  タカキタが自走小型ロールベーラ発売
  SR−610シリーズで、長ワラ、切ワラを問わずに収集でき、直径50cm、幅73cmのロールに成形する。接地圧の小さなゴムクローラと従来機より伝達容量をアップしたHSTトランスミッションにより軟弱地での走行性能を向上させている。稲ワラを拾い上げるピックアップ装置はワイド仕様。また、ユーザーから要望の多かった切ワラアタッチを標準装備。搬送部にはカッティングナイフが3枚内蔵され、稲ワラを切断し密な梱包を作ることができる。梱包圧はワンタッチで4段階に切り換えでき、用途に応じたロールの密度を選べる。結束方法にはトワイン方式と、ネットとトワインとを切り換えできる両タイプを用意している。

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  田中産業でグレンバッグユース・ネクスト発売
  本体をねじるだけで自立したりコンパクトにたためる、コンバイン収穫後の籾の運搬袋。昨年発売したグレンバッグ・ユースの特徴をそのままに、縫製法を変えて自立機能を高めた。ホルダー不要で使いやすく、設置や収納に手間がかからない。安全面にも配慮しており、吊り下げ方式をベルト式からロープ式に変更。大幅に強度を増した。また、スタンドバッグと同様に、袋の上下にロッドをいれることで丈夫で変形しにくくしている。籾の投入は、上蓋がファスナー式で全開できるので容易。排出口の径を450mmとしてより効率よく排出できるようにした。容量は1300L、1700Lの2型式がある。

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  筑水キャニコムでは盲導犬訓練センターで草刈りボランティア
  日本盲導犬協会神奈川訓練センターで、同社で募った寄付金の贈呈及び「草刈機まさお」で周囲の草刈りを行った。また、仙台訓練センターでも草刈りボランティアを行った。昨年に続き2回目となった神奈川訓練センターでの草刈りは、「草刈機まさお」CM2103、歩行型草刈機CG63K4などを用い、同社社員が背丈ほども伸びた草を刈り取った。

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  筑水キャニコムの新社長に包行均氏
  6月17日開催の定時株主総会および取締役会で就任した。前社長の包行良人氏は代表取締役会長となった。また、専務取締役に包行義郎氏が就任した。

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  日立建機ティエラが2005新製品発表会でトラクターなど発表
  全国3会場で新製品発表会を開き、「安全、らくらく、簡単、見やすい、快適」をキーワードに開発したニューTZシリーズトラクター、歩行型ミニローダ・ML30のマイナーチェンジ機、保冷庫などを発表した。このうち、トラクターニューTZシリーズは、21、23、25、28、30馬力の5型式を揃え、視界が妨げられず乗り降りしやすいデザイン、ハンドルだけでの一点旋回可能などの特徴を持つ。また、ミニローダML30−2は、7馬力で最大荷重200kg。ダンピングクリアランスは、2t車に積み込みできる1350mm。軽トラックの荷台に載せて移動できる。保冷庫はキー付きの安全なチャイルドロックを採用したユニット一体型。7袋、14袋、21袋収納の各タイプがある。

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  本田技研工業が新3ヶ年計画の概要を明らかに
  このうち、汎用分野では、環境性能に優れたエンジンを提供。さらにiGXエンジンでは、知能化の拡大に向けシリーズ展開していくともに、さらに画期的な新エンジンを開発中とした。現在開発中の次世代型汎用エンジンは、吸気/圧縮工程と膨張/排気工程のストロークを変える機構を持つ高膨張比エンジンで、すでに実験室での運転を開始している。燃費20%向上を可能とし、アトキンソンサイクルを理想的に実現した画期的な技術である。こうした、知能化の適応拡大や画期的な高膨張比エンジンの投入をこの期に図り、汎用分野でも環境トップランナーとして業界をリードしていく、とした。

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  松山が長ネギ収穫機を発表
  トラクター標準3P直装の1条掘り・NK101で、掘り取り、根の泥落とし、収納が1行程で行え、ネギを傷めず大幅な作業軽減を実現した。適応馬力は20〜35馬力で、牽引タイプのため安価。掘り取り部は前ゲージ輪で深さを安定させ、進行方向にハの字型に取り付けられた2枚の前方ディスクにより畝を崩し、コンベアでネギを掘り上げる。コンベア部には振動装置を装備して土を振るい落とす。掘り取られたネギは、搬送ベルトでやさしく挟み込んで補助者の待つ後方部へ送る。その際、搬送ベルトの途中に設置された回転する「土落としドラム」でネギの根に付いた泥を落とす構造を採用した。

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  ヤンマー農機が下期新商品9機種30型式を発表
  新商品は、トラクター「EF100シリーズ」、「EF300Vシリーズ」、乗用4条植えの田植機「PeS−1」などで、ユニバーサルデザインの考えを織り込み、見ただけで良くわかる、簡単そうで使いやすい商品としている。特に乗用4条植え田植機「PeS−1」では3段階に位置調整できる「歩っとハンドル」を採用した。これは、1段目を通常作業位置、2段目を降車操作位置、3段目を畦越え操作位置に調整でき、安心作業を提供するもの。また、トラクター「EF100シリーズ」では、小規模農家を対象に「わかりやすい」「操りやすい」「仕事はしっかり」「仕上がりはきれい」をコンセプトとして、業界初のメカ式深さダイヤルなどを採用。排ガス規制に対応した新型TNVディーゼルエンジンを搭載している。

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