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農業機械関連ニュース

平成16年6月





  「企業未来」に(株)太陽が登場
  中小企業総合事業団が提供しているテレビ番組「企業未来!チャレンジ21」に(株)太陽が登場した。番組では、志垣太郎さんが同社を訪問、久松社長へのインタビューや耕うん爪、野菜袋詰め機などを紹介。同社が高い開発力と技術力をもって経営展開している様子を描き出した。

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  国際バラ展にホンダが出品
  5月14〜19日の6日間、埼玉県所沢市の西武ドームで開かれた第6回国際バラとガーデニングショウに初出展し、ミニ耕うん機の「サ・ラ・ダ」、「こまめ」「プチな」や4ストロークエンジン搭載の刈払機「UMK425」などを展示、テーマに「ポタジェ」(フランス語で野菜栽培に装飾的要素を取り入れデザインされた菜園)を掲げ、バラやハーブで飾った菜園を作り参観者から好評を得た。

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  農政改革基本構想を発表
  政府の食料・農業・農村基本政策推進本部が5月24日開かれ、席上、亀井善之農林水産大臣が「農政改革基本構想」を発表した。同構想は、「守り」から「攻め」への農政の転換をキャッチフレーズに掲げ、「スピード感ある農業構造改革を実行する」(亀井農相)ための基本方向を打ち出したもの。担い手を対象とした品目横断的政策では、「日本型直接支払制度」の導入を示し、来年には具体的な支払い基準や単価を固め、19年産からの導入を目標としている。担い手・農地制度では、サービス事業体、ヘルパー組織などについても農政上の位置付けを明確化し、担い手として施策の対象としていくことなどを示した。

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  三菱農機(株)の社長に愛川展功氏
  6月29日開催の定時株主総会で正式就任した。愛川氏は59歳、九州大学大学院工学研究科卒業後、昭和44年4月三菱重工業入社、平成13年4月参与長崎造船所長、14年6月取締役長崎造船所長、16年4月取締役技師長。寛司前社長は取締役となった。

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  ヤンマー農機(株)で第15回学生懸賞論文・作文を募集
  前年に引き続き今年も「いま日本の農業がおもしろい その変化と対応 パート〜新しい世紀の食・農・くらし〜」をテーマに、10月31日まで募集する。論文は総字数8000〜1万2000字、作文は2800字以上で。論文の大賞には賞金100万円、作文の金賞には30万円が贈られる。同社では、論文について「21世紀の日本農業の確立を目指した先駆的挑戦を内容とした論文を」、作文では「夢や思い、体験をその時々の情景描写を含めてまとめてほしい」としている。

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  JA全農がJA・県域農機事業一体運営研究会を開催
  JA農機事業改革のため、JAと県域が一体となった運営方式を推進するための取り組み方策を検討したもの。情勢報告として、
  1. JA・県域改革本部における取り組み状況と今後の対応について(全中)
  2. 経済事業改革の取り組み状況と今後の進め方
  3. 農機事業「県域マスタープラン(原案)」の策定状況について、 事例研究として「山口県における県域マスタープランの策定と今後の進め方」、研究事項として、@JA・県域一体事業運営の進め方A情報システム構築に当たっての検討課題B事業移管ルールついて
――などが行われた。今後も研究会を開催するとともに、スキル習得研修会等も実施していく。

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  (株)タイショーが新型米袋昇降機
  「ライスアップ」の新型としてライスフレンド「RGシリーズ」2型式を発売した。同機は、米袋を運ぶ方向に合わせて昇降台の位置を3方向から選ぶことができる新機構を採用(RG−307型)。50度の範囲で3段階に設定でき、レバーの切り換えにより自動的に昇降台が動き、左右に楽に運び分けられ、効率的な作業ができる。また、作業者の身長に合わせて昇降台の高さを、腰の高さで米袋を取る位置と、肩で取る位置に、任意にアジャストできる。米袋を昇降台に乗せると自動的に上昇し、任意の位置に停止する。米袋を取り除くと自動的に下降し、次の作業がスピーディに行える。

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  筑水キャニコム(株)は小型特殊自動車ライガーに新型
  ライガーワンワンスペシャル3型式を発売したもので、ライガーワンワンに装備追加と改善を行い、作業性と品質向上を図ったスペシャルバージョン。改善点は、ギアチェンジシフトレバーを自動車部品に変更し操作性を向上、荷箱に昇降ステップを追加し、荷台への昇降作業性を改善、簡易荷台ロックの装備、ウインドウォッシャーの標準装備化――など。また、室内装備では、アシストグリップの位置を変更して乗降性を向上させているほか、ルームミラーを室内灯付きに変更している。

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  東洋農機(株)のコンビプラウが好評
  コンビプラウCP32Sは、土壌の全層破砕を目的とした簡易耕プラウで、土壌全体を膨軟にして通気性、排水性を向上させ、各種作業機との併用により効率的、省力的な作業ができる。また、トラクターの圃場介入回数を減らし、踏圧問題を解決するとともに、土壌の表層と下層の混和がないので、有機物が地下に残り、高い地力が維持できる。このコンビプラウと、ロータリハロー、ディスクハロー、グレンドリルなどと組み合わせることで、簡易耕から播種までを1度の作業で実現するため、農家から好評を得ている。

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  川辺農研産業(株)のスーパーソイラーが大豆作で注目
  硬盤破砕、弾丸暗渠などの同時作業で排水性を大幅に改善でき、大豆の増収・品質向上につながるとして、注目されているもの。同社の振動式サブソイラー「バイブロ・スーパーソイラー」は、チゼルを上下にかつ微細に振動させることにより、心土をせり上げず、破砕効率を向上、しかも土の牽引抵抗を大幅に減少させている。このため、小型トラクターでもチゼルシャンク2本曳き、3本曳きが可能で、チゼルに弾丸を付ければ弾丸暗渠作業を同時に行える。さらに、専用のカルチベータを取り付けると、大豆生育期の栽培条間の硬盤破砕と同時に、中耕・培土作業が1行程で行える。

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  スター農機(株)が牧草収穫でキャンペーン
  中型のロールベーラ、カッティングロールベーラ、ラッピングマシンを中心にキャンペーンを実施中。カッティングロールベーラにはネットタイプとトワインタイプがあり、ネットタイプはネットを自動的に繰り出し、高速で巻き付け、ロスが少なくムダのない梱包が可能。ダブルバインディング方式は、2本のトワインで巻き付けるもの。固く締まった密度の高い梱包ができる。ラッピングマシン(MWM1000、1050S、1050W)は、ワンラッピングのため、ベール積み込み、フィルムラッピング、荷降ろし・フィルム切断が楽にできる。ダブルストレッチタイプ(1050W)は、2本のベルトで安定したラッピング、フィルムに一定の張りを与える独自のフィルムストレッチ方式を採用、運転席からコントロールできる、などの特徴をもつ。

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  ヤンマー農機(株)の新社長に日沖氏
  ヤンマー農機(株)は6月18日に株主総会を開催、新たな代表取締役社長に日沖勲氏(常務・トラクタ事業本部長)が就任した。前社長の堀江信夫氏は相談役となった。また、代表取締役副社長には中谷博文氏(専務・営業本部長)、専務・営業本部長には長尾昌明氏(常務・営業本部副本部長)、常務・生産本部長に喜多毅氏(取締役サービス営業本部長)、常務・開発本部長に小林智夫氏(取締役開発本部長)、常務・CS本部長・営業本部副本部長に林勝次郎氏(取締役農機事業部長)が就任した。日沖氏は昭和17年7月26日生まれ、愛知県出身。北海道大学農学部農業工学科卒業後、ヤンマーディーゼル入社、44年にヤンマー農機に出向し、新潟支店長、取締役・営業本部第一営業部長、常務取締役業務本部長などを歴任してきた。

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