熊谷農機では籾殻散布機「散太」に新型
コマツとコマツゼノアがミニショベル新発売
日立建機ティエラが全国会議を開催しトラクターなどの新製品発表
農林水産省が低温対策本部設置
牛肉でセーフガード発動
サタケの無洗米キャラクターは「アラワンジャー」に
富士ロビンは玄米専用の小型保冷庫発売
丸山製作所では農薬飛散に対応した新型スピードスプレヤー発売
スター農機ではパワーアップキャンペーン実施
16年産米生産の基本指針を決定
斎藤農機製作所が新型チッパーを発売
山形農機ショーを開催
みのる産業が捕虫機を開発
陸内協では自主規制適合エンジンに指定マーク
新キャタピラー三菱では排ガス規制クリアの中型ブルドーザ発売
本体シートの上部に通風口を設け、ホコリやチリの飛散を大幅に減少させた新シートタイプ。シートは半透明で籾殻の堆積状態が目で確認できる。トラクター直結タイプのため、運転操作が楽に行え、スピーディーに籾殻の運搬・散布ができる。また、籾殻の散布量はトラクターの油圧操作により、床の開閉を調節することでコントロールできる。電動開閉方式のAT型も用意されている。
“ダントツ”の特徴(製品の独自性、コストの優位性、サービスの徹底など)を持ったミニショベル「ガレオMR−2シリーズ」で、コマツゼノアが生産し、コマツが販売を進める。新シリーズは後方超旋回ミニショベルとして好評を博しているMRシリーズをフルモデルチェンジし、世界標準での環境規制対応をはじめ、将来の規制動向を先取りして世界トップレベルの安全性を実現したほか、整備性・居住性も格段に向上させている。総シリーズの標準バケット容量は0.09〜0.16m3。
2003日立建機ティエラ全国会議は滋賀県大津市で開催され、会議に先立ち製品の、ニューNTXトラクターシリーズ、CTX−7シリーズ、日立田植機HP−Uシリーズなどが披露された。トラクターのニューNTXシリーズは、中・大規模農家向けで13型式。躍動感あふれる風格あるデザインを採用、操作性・安全性を向上しつつさらに価格を下げた本格トラクター。CTX−7シリーズは、畑作での畝立て・管理作業トラクターで、小規模・中山間地向け。5型式を揃えた。
6月下旬から低温・日照不足傾向が続いてきたことから農林水産省は7月29日、太田豊秋農林水産副大臣を本部長とする「低温・日照不足対策本部」を設置した。
政府は8月1日付で、生鮮・冷蔵牛肉に係る関税の緊急措置(セーフガード)を発動した。来年3月31日まで、通常の関税率38.5%が50%に引き上げられる。牛丼やハンバーガーに用いられる冷凍牛肉は発動に至らず、これまで通りの関税率が適用される。
「SJR無洗米キャラクター」の愛称をサタケが一般公募していた。全国から6200件の応募があり、同社ネーミング選考委員会ではSJR無洗米の良さを率直にアピールできること、親しみやすいことなどを考慮し、無洗米の最大の特徴である「洗わなくてよい」ことをストレートに表現した「アラワンジャー」に決めた。「アラワンジャー」には2名の応募があり、埼玉県の伊藤さんに最優秀賞のノートパソコンが贈られた。
CH1000型で、貯蔵能力は玄米30L袋を14袋。シンプル・コンパクト設計で、玄米貯蔵に最適な温度で保冷する専用冷却ユニットを搭載。各パネルの合わせ部は堅牢で機密性抜群の凹凸合わせ構造・コーキングレス材を採用している。その他、 運転操作は極めて簡単。電源(100V)を差し込むだけで玄米貯蔵に最適な温度で保冷する 消費電力は現行同クラスに比べ大幅に低減 冷却ユニットは錆に強く丈夫なガリバリウム鋼板を使用し、フルカバー構造 ――などの特徴がある。
スピードスプレヤーの農薬のドリフト(飛散)を抑える新システム「新回動式散布装置」を搭載した600aと1000aのステレオスプレヤーを発表した。新システムは、同社独自の送風機部回動散布方式を採用、送風機部が送風機羽根軸を中心に左右回転するようになっている。これにより、隣接園へのドリフトを抑えながら散布性能は維持。この新システムにより、防除効果とドリフト対策という相反する問題を解消するとともに、薬液のムダのない散布が行える。
7月1日から9月30日まで、「体感!実感!パワーアップキャンペーン」を実施しており、対象は都府県では牧草、稲わら、麦わらを梱包、ラッピングする機械。北海道では広い大地に糞尿、堆肥を還元する大型機械としている。 内容は、都府県では中型ラッピングマシン「MWM10シリーズ」などをアピール。北海道では大型マニュアスプレッダ「TMSシリーズ」などをアピールしている。
需要動向などを踏まえて算出した16年産米の生産目標数量は838万tとした。 需要量を、15米穀年度が878万t、16米穀年度が838万t、17米穀年度を856万tと見込み、16年10月の持越し在庫が177万t、うち全国集荷団体の持越在庫が23万tとされることから、2年間で全国集荷団体の過剰在庫の解消が図られるよう設定した。15年産より16万tの減。各都道府県の配分量は11月の基本指針で決定する。
CW−350C型は、強い衝撃力を生む重量フリーハンマーを採用することにより樹木を効率よく破砕する。叩きながら破砕するため、処理したチップは早期に腐敗が進み、堆肥化して土に還元できる。最大処理径は軟質材なら約85@、硬質材なら約60@。フリーハンマーは特殊鋼を採用しており、耐摩耗性に優れ、フレーム部分も厚手鋼板を用いており堅牢な造りとなっている。クローラ式自走式のため、軟弱地、不整地でも安定した走行が行える。
例年9月に開催されてきた同展示会は今年、約1ヵ月早い開催となり、8月2〜4日の3日間、山形県農機協会、山形市、中山町の主催で開催された。今年は80回の節目となる記念大会で、「自然の恵み 主役は農業」のテーマの下、出品各社が新製品のアピールや販売を繰り広げた。
福岡県農試と共同開発したもので、手持ちのブロワーや動力散布機とセットして用い、その風力を利用してハモグリバエ、コナガ、キスジなどの飛翔害虫をネットに捕獲する。使い方は、ブロワーや動力散布機にセットした同機を作物に水平に移動するだけ。走行タイプのCV−1とハンディタイプのCV−Hの2種類を用意。走行タイプは車輪幅・高さを無段階に調節することができ、作業速度は0.5〜0.7m。捕虫網の幅は1500、2000、2500、2950の4種類がある。
同協会の小型汎用ガソリンエンジン自主規制は今年1月1日からスタートした。これに適合したエンジンを搭載していることを告知する指定マークを制定、その普及を図っているもの。製品のほか、カタログでも指定マークを表示したものがあり、環境対応をアピールしている。対象製品は、発電機など非携帯機器用エンジンと刈払機など携帯用機器エンジン。
CATD6RシリーズとCATD7Rシリーズをモデルチェンジして発売したもの。クリーンで高効率、低燃費で高生産をもたらす先進の次世代型エンジンの搭載により、国土交通省の第2次基準値排出ガス規制を始め、EPA(米国環境保護局)やEUの2次基準値をクリアしている。さらに操作性を向上、オペレーターの疲労を軽減している。