富山県の農業と農業機械士会
富山県農業機械士会 会長 森幸英
-富山県の農業の概要-

森 会長
富山県は5万2114haの経営耕地面積で、水田が4万9860haで、水田割合が95.9%と高く、農家戸数は4万7227戸、1戸当たりの経営耕地面積が約110aです。兼業農家比率が92.4%で、その9割以上が第二種兼業農家です。
富山県の農業は米作りがメーンとなっていて、農業粗生産額に占める米の割合は73%で、全国1位です。そのうちコシヒカリが7割を超えています。
富山県農業機械士会は、東の方から朝日支部、入善支部、魚津支部、立山支部、大山支部、大沢野支部、小矢部支部の7つの支部があります。特に入善支部と立山支部には女性の農業機械士会があり、特筆されることだと思います。
役職は、会長以下、副会長、理事、監事、顧問がおり、副会長の中にも女性1名、理事にも女性1名を選んでいます。
-17年度の機械士会の活動-
17年度の活動としては、事業を3つに分け、自主事業ということで農業機械士の資質向上、安全教育をやっています。1つ目は労災保険、トラクター傷害共済の加入促進と各種の啓発活動です。
 2つ目が受託事業で、農業機械利用技術高度化研修などの研修を、委託を受けて行っています。その中で、新規開発機械の対応研修として直進田植機の研修などを行いました。また、労働安全衛生法に係る機械の運転技能研修として、フォークリフトやバックホーが頻繁に使われ活躍するようになっていますので、その研修を行いました。それからトラクター耕などの農業機械利用技術交換大会もやっています。もう1つは、農業機械士全国大会への参加などです。
 3つ目が協力事業で、県及び関係団体との連携ということで、農作業安全の推進キャンペーンや農業機械の効率利用の啓発などをやっています。
-組織運営上の問題について-
組織の運営上の問題点としては、組織の強化ということで、予算が減額されていますので、できれば全県的に支部を設置したいと考えています。現在7支部ですが、本来ですと14〜15に設置をしていただきたいと思っています。
組織強化について、方策はどうかというと、なかなか良い方法が見つからないのが現状だと思いますが、農業機械化、装置化を進めて経営の合理化を図りたいということで、それらについて機械士会の事業を考えていきたいと思っています。
-農業機械士全国大会へ参加を-
次に全国大会についてですが、第31回全国農業機械士全国大会が7月19〜21日、富山県で行われます。場所は、富山市の富山第一ホテルです。
1日目は役員会と総会、2日目の午前中が式典、30周年の記念式典を併せて行います。午後は、現地研修という形で、機械化を見る・聞く・そして考えようということで、石油発動機運転会など農業機械と楽しむ集いといったことを予定しています。また、農業機械士が考え、工夫した機械の展示をしたいと考えています。
3日目は、自然の中で語ろうということで、立山コース、黒部峡谷コース、五箇山コースの3つを設け、富山県をご覧いただき、皆さんと語り合っていきたいと考えています。
皆さんの参加をお待ちしています。

五箇山コース