大容量のデータを分かりやすく整理・文責する
露地野菜の適地適作を支援する

農業技術体系データベースは、作物を栽培する際に必要となる農業資材や労働などの投入量、収量などの産出量を農作業スケジュールと関連づけて、体系的に蓄積したデータベースです。このデータベースは新規就農計画の作成や経営改善計画の作成など、営農計画支援に幅広く活用できます。
新たな経営展開を前提にした営農計画を作成する場合には、新規導入作物の作業時期・時間や収量・価格、新規導入機械の能率や価格などの農作業から経営収支までの総合的なデータが必要になります。しかし、これらの新技術や新作物のデータは経営内部には蓄積がないため、営農計画を作成するには、農業技術体系データベースが必要になります。この課題では以下の3つのシステムを作り、WEBに連携させるのを目指しています。

農業技術体系データベース
農業技術体系データベースでは、農薬や肥料などの農業資材の価格・規格・投入量・費用、農業機械や施設などの価格・耐用年数・減価償却費・性能・能力、労働時間、作物の在圃期間、収量や販売価格など、農業生産に関わる技術から財務まで、広範囲な技術体系データを総合的に蓄積・共有できる。
現在岩手県農業研究センターとの共同研究により、水稲から園芸、畜産にわたる8部門55品目131体系のデータベースを構築しています、山口県など他の都道府県でもデータベース構築が始まっている。
農業技術体系データベースを用いた営農計画
農業技術体系データベースから、栽培する作物・品種を選択し、栽培面積を入力するだけで、必要となる耕地面積、作業時間(人力・機械作業)、農業機械の台数、農業施設の規模、資材投入などの精算情報が産出される。また、投入資材経費などの変動費、減価償却費などの固定費、旬別のキャッシュフローや経営収支などの財務情報が算出される。
営農リスクを考慮した営農計画
経営体の置かれた条件の中で、どのような規模で、どのような作物・品種を作付けすればよいのか、こうした営農戦略を考える場合には、多様な営農リスクを無視することはできない。例えば、土地利用型経営では降雨条件などによる作業リスクの回避が、また、園芸経営では価格や収の変動による収益リスクが大きな課題になっている。
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