農業機械関係ニュース

平成13年5月


  1. 井関熊本製造所がISO14001取得
  2. 石川島芝浦機械が50年史を発刊
  3. スター農機がコンビネーションベーラ新発売
  4. 農林水産大臣に武部勤氏
  5. 鋤柄農機がマルチ回収機を発売
  6. 有光工業は自走式動噴を発売
  7. クボタ機械サービスが発足
  8. 福岡で東アジア園芸技術展開く
  9. 佐竹製作所が新社名「サタケ」に
  10. オーレックでは新型ウイングモアなど発売
  11. 田中産業は低価格の新型フレコンを発売
  12. 大島農機が新型乾燥機「ロイヤルテンパーツイン」発売
  13. 丸山製作所が記念キャンペーン
  14. コマツ本社屋上に「いのちの森」

1.井関熊本製造所がISO14001取得
 環境に関する国際規格であるISO14001の取得は井関松山製造所に続くもので、13年3月9日付け。登録範囲は「コンバイン及び田植機の製造」。同社では環境影響の軽減と汚染の防止を図り、自然環境の保全に向けて平成12年4月からシステムの構築に取り組んで、このたびの取得となった。
 
2.石川島芝浦機械が50年史を発刊
 昨年4月10日に創立50周年を迎えたのを記念し発刊したもので、第1編の石川島芝浦機械50年の歩み(農業機械のパイオニアとして)、第2編の経営活動の推移(変化環境への対応と挑戦)、及び資料編で構成されている。創立以前の石川島芝浦タービン時代の貴重な資料から現在に至るまでの歩みをつづっている。
3.スター農機がコンビネーションベーラ新発売
 稲発酵粗飼料(イネホールクロップサイレージ)づくりの自走汎用機で、刈り取り、梱包の同時作業(ダイレクト収穫)はもちろん、刈り取り・予乾・拾い上げ・梱包の各作業(予乾収穫)が自由にできる高性能自走タイプ。
  1. 飼料稲における稲発酵粗飼料と乾燥収穫作業はもちろん、麦や牧草などの飼料作物収穫作業においても刈り取りから梱包まで、目的に合わせた使い方ができる多目的収穫機の自走タイプ
  2. 刈幅140cmで、飼料稲は5条刈りが可能。全面刈りのため飼料稲や牧草などの倒伏している圃場においても、スムーズな収穫作業が行える
  ――などの特徴がある。
4.農林水産大臣に武部勤氏
 4月26日発足した小泉内閣の農林水産大臣に武部勤氏が就任した。また副大臣は遠藤武彦氏、田中直紀氏、大臣政務官に岩永峯一氏、国井正幸氏が就いた。武部氏は北海道斜里郡出身で59歳。山崎派、衆院議員当選5回、早稲田大学卒。
5.鋤柄農機がマルチ回収機を発売
 マルチ剥ぎ機「リムーバー」TBD−2Kとシンプル巻取機HMM−100で、マルチ剥ぎ機「リムーバー」TBD−2Kは、トラクタの三点リンクに取り付けて牽引して作業する高畦用。
  1. 作業幅の調節が簡単容易にできる
  2. コルターでビニールの中心付近をカットするので、女性でも楽に半分ずつビニールを剥がすことができる
  ――などの特徴がある。
 また、シンプル巻取機HMM−100は、手動で簡単に楽にマルチの巻き取りができる。主な特徴は
  1. 楽な姿勢で作業できる
  2. 8.6kgと軽量なので女性でも楽に移動ができる
  3. 風が吹いているときでも巻き取れる
など。
6.有光工業は自走式動噴を発売
 同社のバイタルスプレヤーは安全性と機能性を重視した使いやすい設計で、ユーザーの期待に応えた自信作としている。大きな特徴は、
  1. 独立自動巻き取り機構=カウンターシャフトの採用で動噴を回さずに自動巻き取りが行える
  2. SR動噴を搭載=好評の“ルミナス動噴”オートリターン方式の高圧セラミック動噴を搭載、使いやすさと幅広い防除作業に対応する
  ――こと。また、巻取機はオートストップ機構を採用しており、巻取ドラム停止時はブレーキがかかっている状態で、噴霧コック開閉時などによるたるみがない。ホースガイド360度回転しどの方向からも引き出せる。
7.クボタ機械サービスが発足
 クボタ内燃機器サービスが、クボタの国外農機営業体制強化に伴い、4月1日付で全国地域の営業技術機能が同社に統合されたことを機に社名を「クボタ機械サービス株式会社」に変更した。同社では、北海道から九州まで構築した拠点(13拠点)、総合サービス体制を背景に事業を推進していく。
8.福岡で東アジア園芸技術展開く
 隔年で開催されている園芸技術展の西日本版ともいえるもので、5月10〜12日の3日間開催された。農業機械、ハウス園芸機器、環境制御機器、園芸資材などが展示され、関係メーカーではクボタ、ヤンマー農機、三菱農機、地元のオーレックなどが出展した。
9.佐竹製作所が新社名「サタケ」に
 21世紀のスタートに当たり、これまでのお客様を大切に、そして新しいお客様を心を込めてお迎えするために」(同社・佐竹利子代表)社名変更したもの。
 なお、佐竹利子代表に4月24日付で広島大学から名誉博士号が贈られた。授与理由は「農機分野、特に米麦の調製加工機械分野の発展に大きく貢献するとともに、地域社会の振興に寄与し(財)佐竹技術振興財団及び、(財)広島大学後援会を通して広島大学の教育研究活動の支援、国際交流発展に尽力した」ことによる。さらに、名誉博士号とは別に、同大学に多大な貢献なったとして故佐竹覚代表、佐竹利子代表にそれぞれ記念メダルも授与された。
10.オーレックでは新型ウイングモアなど発売
ウイングモアーは同社独自のウイング機構(0〜60度)とオフセット機構を取り入れたもので、畦から緑地管理までさまざまな作業に対応できる自走・2面あぜ草刈機。長時間の作業でも疲れない刈り取りクラッチレバー(ロックレバー)を採用、Wクロスナイフ(別売)で出力ロスがなくスムーズな作業が行える。
 自走・ミニ耕うん機「スーパーフレッシュピコ」は軽量、コンパクトボディーで軽快に作業をこなすことができる。ウイングモアー同様、デッドマンクラッチを採用し、安全性を高めている。
11.田中産業は低価格の新型フレコンを発売
 グレンキャッチャー・ハイパー」は、既販の玄米用フレコン「グレンキャッチャー」を改良、1袋(1300a)を1万5000円と17%のコストダウンを行うとともに、上蓋と底面の枠に折れにくいチューブロッドを採用することで安全性・耐久性を一段と向上させている。本体は約4kgと軽く、女性でも持ち運びできる。投入口はファスナー式で全開になるため、投入作業が簡単、クルッとひねることでコンパクトに折り畳め、収納スペースが少なくすむ、などの特徴がある。
 また新たに,生籾で約1tが入る1700a仕様の大型サイズも開発、併せて新発売した。
12.大島農機が新型乾燥機「ロイヤルテンパーツイン」発売
 RTL−T型とRTM−T型で、両機ともバーナーから発する熱源を、従来方式の低温熱風利用と、バーナーにより暖められた特殊熱放射板から発する低温熱線により穀物を乾燥する二元乾燥(ツインヒート方式)を採用した。また新開発の吸引ファンを搭載し、同社独自の低温大風量でさらに効率の良い乾燥を行うとともに、新型ブルーガンタイプバーナーや防音材の使用により作業音を低騒音化している。穀物の状態や作業条件に合わせてさまざまな乾燥が行えるよう自動停止乾燥、食味調整乾燥、二段乾燥、タイマー乾燥などの多彩な乾燥方式を採用している。
13.丸山製作所が記念キャンペーン
 創業105年と21世紀を記念して6月末まで「飛翔21ありがとうキャンペーン105=信頼と実績で105年=」を実施している。とキャンペーンでは各機種購入ごとにそれぞれお役立ちグッズをプレゼントする。背負動噴では「MSO48−20」を購入すると、除草剤散布用自在伸縮パイプを、「同58−20、25」を購入すると、直進・広角自在ノズルをプレゼントする。
14.コマツ本社屋上に「いのちの森」
 創立80周年の記念として、本社ビルの屋上をリニューアル、環境との調和をテーマとした屋上空間“スペース「いのちの森」”をオープンした。屋上モニュメント「いのちの森」と桜庭園及びデッキガーデンで構成し、屋上モニュメント「いのちの森」は、同社のコーポレートメッセージである「地・球・人ですKOMATSU」をテーマとしたデザインコンテストのグランプリ作品をもとに制作された。